やっとの思いで来週分の定時薬の一次監査に入れた。…とは言っても、悲しいことにあんまし進まなかった(悲し過ぎ…。)…。と言うのもまたしてもあちこちから今週分の定時薬の変更が鱈腹あったからな…。だが、これは非常に重要な業務の一だ。薬は必要だから飲む。必要があれば、増やさなくちゃならないこともあるし、逆に何時までも飲み続ける必要がないのにタラタラと薬を飲み続けて副作用ばかりを起こし続けるようなことはあっちゃいけないことだから、そう思われる薬については思い切って削る必要だってある。当然、患者さんの体調を考慮してそういう変更を依頼されるわけだから、真摯な態度を以て臨まなくちゃいけない。
因みに定時薬の一次監査だけれども、助手さんと俺(但し、俺は何れは外れるようだけれども、何時になるかは全然分からん…。)が中心になってやっているわけだけれども、俺の場合、助手さんの業務に加えて、必要があれば、粉砕業務や液剤の作製も担う必要がある(本来、これは薬剤師の二次監査(即ち、俺は一次監査と二次監査の両方を担っていると言う事だ。)の業務の一環だが、現在の職場に入って間もない頃、一度だけだけれども、粉砕の処方があったもののやっていいのか悪いのか良く分からず、思いっ切りドスルーしちまって、上司から「粉砕は薬剤師固有の業務だから、君(俺)がやっているのが一次監査であれ二次監査であれ必ず粉砕や液剤の作製は必ずやってくれ。」との指示を受けた為、それ以降(言うまでもねぇけれども、今も)は確りとやらせてもらっているわけだけれどもな。)から、当たり前だけれども、その人達(2人いる。)よりは少々手間を掛けてやっている。他にも定時薬を見ながら処方箋に必要事項を記載してから二次監査を依頼するというのもまた2人の助手さんとは異なる。
ただ、薬を粉砕して提供することはその薬の正確な状態で渡す場合に比べ成分の量が若干減る可能性があるから、本当はあんまり感心出来ることではねぇんだけれども、患者さんがどうしてもそうしてほしいと言うのであれば、俺達はそういう声に真摯に向き合う必要がある。そして、なるべく少しでも正確にその薬の成分含量に近い状態で提供する義務がある。大変だけれども、患者さんの声に真摯に応えるためなら得きる限り最大限の努力をし続けることは俺の宿命と言っても過言ではないだろう。