最近、毎日のように史上最高値を更新している金(ゴールド)が話題になっている。

つい先日、高島屋で展示中の金の御椀(1,000万円以上の品)が盗難されたという事件も起きた。

 

暗号資産や株と同様に高値を更新すると詐欺や事件は発生するものだ。

また、中東がきな臭くなっており、有事の金として金投資が注目され始めている。

 

そんな中、東京八重洲で開催された副島(そえじま)隆彦氏のセミナーへ行ってきた。

副島氏は、金を買うことを昔から推奨されてきた方である。

やがて金が1g=3万円を超える時が来ると何年も前から仰っている方だ。

 

今年に入り、現物の金は急上昇し、1g=13,000円を超えてきた。

新興国のドル離れ、紙幣の価値減少に伴うインフレの加速、中央銀行の金大量買い・・

様々な要因が金価格を押し上げており、近い将来、本当に1g=3万円を超える日が来そうな予感。

 

このタイミングで、副島氏の講話を聴くことが楽しみであった。

セミナーの主催者は、野口コインという金貨や銀貨等を販売している福岡の企業である。

参加費は、なんと無料(゚∀゚)

 

八重洲の会場に到着すると多くの聴講者がすでに席に座っていた。200名近くいるであろうか。

年齢は50代〜70代と思われる方が多く、夫婦で参加されている方も見かけた。

また女性の参加者も多く、4割程度は女性だろうか。若い方もちらほら見かけた。

ここ最近、金価格が最高値を更新していることもあり、興味を持たれた人も増えているのであろう。

 

セミナーの内容について、以下の点が興味深かった。

 

・近いうちにドルは暴落し、1ドル=120円になる。そして、更に暴落していくであろう。

(FRBの利下げは見送りで、どちらかというと円安に向かう雰囲気が強いのだが・・・どうか?)

 

・最近の金の急騰は、副島氏でも解釈できない次元に来ている。ここまで来ると大きくは下がらないであろう。

 

・金(きん)を持っていない人は、今すぐ買ったほうが良い。(←同感である)

 金(きん)を持っている人は、2,200ドル台、11,000円台まで調整したところで買い増し。(←なるほど)

 

・近い将来、リデノミネーションをやるであろう。(←副島氏の著書で述べられている内容)

 

私は普段、セミナーに参加することはほとんどないが、

副島氏の生の話しを聴くことができ、貴重な体験となった。

また、最後の質疑応答もとても面白かった。

 

2020年以降、きな臭くなってきた世界情勢とインフレの加速を背景に

埋蔵量に限度のある金(ゴールド)は希少性が更に高まり、価値が上がっていくであろう。