巨人 広島・野村監督、マエケンＫＯは「まさかまさかという感じ」

　広島は３０日、巨人に５対８と逆転負けを喫した。エース・前田健太が４点リードの６回に突如乱れた。連打と四球で一死満塁のピンチを背負うと、阿部慎之助に押し出し四球。２死満塁とした後には脇谷亮太にタイムリー、代打・エドガーに満塁本塁打、坂本勇人にも本塁打を浴びてこのイニングだけで７失点。自己ワーストタイの８失点でＫＯされた。
　野村謙二郎監督は「まさかまさかという感じでしたね」と前田の乱調を振り返り、「いつもなら空振りが取れるところでファールにされたり、微妙にコースが外れていたところはあったかもしれません」と、疲労のために登板間隔が乱れたことの影響を示唆した。大野豊投手コーチは「あの回だけを見れば心配だけど、ほかの回は良かったから」と語りつつも、「精神的なダメージがちょっとね……。次回は切り替えて投げてもらわないとね」と心配していた。

取材協力：野球専門タブロイド紙 Baseball Times Weekly



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