またボチボチ書こうかな。

中学生の頃、もらったお年玉で人生で初めて自分で服を買った。
ショッピングモールができる前、イトーヨーカ堂的なところの服屋さんで、黒地に白いロゴが入ったパーカーを。
一緒に買ったのは、ラインストーンがついてる十字架のネックレス。
当時熱狂的なファンだったCHEMISTRYの要さんに憧れて買ったんだと思う。
それらに、人生初のライブに行くために買ってもらった水色のデニムミニスカート、紺のソックスと厚底ローファーを合わせ赤と白のボーダーのロングマフラーを巻くのが、当時の私の最高にイケてる格好だった。
マフラーは当時流行っていた?2m超えくらいので、近所の洋品店で500円くらいだった。
ちなみに靴は、誕生日に買ってもらって壊れてもしばらく捨てられなったくらいのお気に入りだった。
何でそんなことを書いているかというと、そのパーカーとデニムスカートが目の前にあるからだ。
17年くらい前のって思うとすごいよね。
マフラーは長いのが流行らなくなって処分しちゃって(今なら切るなりなんなりしてリメイクするのに)、ネックレスは使わなくなってから紛失してしまった。
この二着は、毛玉だらけになろうがはかなくなろうが、どうしても処分できなかった。
詰まっている思い出も大きいし、本当によく着た大のお気に入りだから、持っていたいんだよね。
当時からしたら10キロ以上太っているから、入らないかもしれないなと思いながら袖を通すと、パーカーは!わりと余裕をもって着られるという不思議。
そんなにブカブカしてなかったけどな。
スカートは、腰ばきしてたのがウエストでしかはけなくなったけど、ストレッチ生地だから余裕ではけた。
久しぶりに着たけど、やっぱり今でも好きな組み合わせだから、本当に好きなんだと思う。


処分した服の中には、「何であれ手放した!?新品同様だし今なら着たよ!」と思うものがたくさんある。
だから余計に手放せないんだよね、服。
高校生になってからは、安くて可愛い服屋さんが身近になって、お年玉の中から使っていい額を渡されると、さらに安くなったセール品の中からほしいもの探しに初売りに繰り出したっけ。
今ほど混んでなかった気がする。
雑誌に載っている高価な服に似たものを探したり、手持ちの服と組み合わせを考えながら真剣に選んだ。
使えるお金が限られているからこそ、工夫して着回して、使い倒してたんだな。
社会人になって使えるお金は増えたけど、なんだか軸がぐらぐらして、数はあるけどなんだかちぐはぐで合わせづらいものばかりが集まっている。
同年代が着るようなきれいな服も、かっちりした装いもあんま好きになれなくて、ジャンルはバラバラでもカジュアルな服が好きらしい。
最近は、暑さ寒さをいかに乗りきるか、人からどう見られるかばかりを考えている気がする。
年齢もあるのかな。
友達と会うときにパーカーやTシャツが着ていけないし(ゴリゴリのパンク系だろうがふりふりロリータだろうが男みたいな格好だろうが、私が何着ても皆〝別に気にしない、好きなもの着なよ〟って言ってくれるけど)、親と出掛けるときも(何を着てもやめろとは言わない)とにかく小綺麗に見えるようかなり気を遣う。
カジュアルで、でも年齢に合って、私が好きな服ってなんだろうと考えた結果、とある通販サイトの服にたどり着いた。
高いからなかなか買えないけど、こつこつ集めた数着がとても好きだし、何より綿や朝や毛など、天然素材なところが嬉しい。
柄物でもうるさくなく、シンプルだけど地味じゃない。
10年近くずっと大好きなメーカーのアクセサリーとも合う。

〝限られた少ないお金のなかでいかにおしゃれを楽しむか〟が、再び私の課題となる。
でも食べ物もそうだけど、同じ金額でも量が減る分、質のいいものを選べるようになるんだな。

自分で服を選ぶようになった歳から倍の歳になった今、タンスの入れ換えの時期なのかもしれない。