先日、住宅ローンを完済しました。
それは33歳の時でした。
引越しをしなくてはならず、賃貸物件を探していたところ、ポストに近所の分譲マンションの広告が入っていました。
それまで全く購入は考えていなかったのですが、ふらりと内覧し、衝動買いに近いのですが「買いたい!」と思いました。
当時は、とにかく経済的、社会的な「自立」を目指していて、「これが究極の自立だ」と思いました。
投資の経済性計算などあまり考えていませんでしたが、「例えば10万円の家賃を10年間払えば単純計算1200万円で、しかも何も残らない」と考えました。
…いえ、本当はただ、内覧したらものすごく買いたくなって、無理くりどうにか理由をこじつけたのですが…
当時、転職4社目で、まだまだ不安定、というか全くの不安定。
不動産会社の人ともいろいろと交渉し、たまたま、その時在籍していた会社の主要銀行でローンが受けられそうとのこと。
一応、両親に説明せねばと思いました。
母親は、狂ったように反対していました。(何千万円のローン(借金)をどうするのか!)
父親は、金融にいましたので、「お前なんかに金を貸すところはない!」と言っていました。
昔から、思ったことはやるタイプなので、そのまま購入を実行しました。
(最近、両親も「買って良かったね」と言ってますが...)
30代の私は激動のキャリア形成期間でしたのでその後も転職を何度かしました。
失業期間もありました。
独立系の外資企業と不合理な退職で戦ったこともありました。勝ち得た退職金も全てローンの繰り上げ返済に回しました。
しばらく後、独立を目指して、仕事をしながら必死に中小企業診断士の試験勉強をしました。
独立直後は、ほとんど収入はありませんでした。
でも、コツコツ住宅ローンの返済しました。根抵当権があったので、逆にお金が借りられました(笑)
徐々に仕事も軌道に乗り、独立2年目に株式会社にして、この7月で5期を迎えますが、事業も順調に成長しています。
そして、このタイミングで、30代の私の想い入れ深いローンが完済です。
感無量と同時に、これからは新しい何かに投資をせねば、と思います。
新しい何かとは、事業性があり、世の中の役に立つことで、その可能性はたくさんあると思います。
足元を確実に固めつつ、一歩一歩歩んでいきます。
