記事をリニューアルしました(2022/12/2)
[西面]_(右指差し)、むろ大師道
[南面]_大阪徳行講
[北面]_文久三癸亥年建之
[東面]_文字なし
頭頂部。
西側から。
北側から。写真奥は室大師寶國寺。
室大師寶國寺。
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大阪徳行講による室大師寶國寺を案内する道標で文久3年の銘がある。御所町から室大師の間に同種の道標が10本前後建てられたようだが、現在下街道筋や寶國寺近辺に5基の残存を確認している。葛城川の瑞駈橋のたもとにあったものは現在所在不明。
「いにしえの御所を尋ねて」(御所市教育委員会/1984)によれば、御所まちから室大師への参詣道には下街道を通るルートと蛇穴から室へ真っ直ぐ南下するルートがあり、後者のルートが人気だったという。
この道標は現在西向きに立てられて下街道からの参拝客を案内する形となっているが、同書によると本来は蛇穴から南下するルートのためのものだったとのことで、元は室八幡神社すぐ北の三叉路あたりかその東の丁字路付近に立っていたのではないかと考えている。
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・各面の内容
[西面]_(右指差し)、むろ大師道
[北面]_文久三癸亥年建之
[南面]_大阪徳行講
[東面]_文字なし
建立年 : 1863年 (文久3年)
寸法 : 高108cm×幅24cm×厚16.5cm
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<2016/6/14 初投稿>
<2022/11/29 補筆>
<2022/12/2 リニューアル(写真更新・補筆)>
<2023/5/20 補筆>
<2023/5/21 写真更新(3枚)>