信貴山奥の院の北の竹藪の中に道標が立っている。
[南西面]_左、わうじ(王寺)
[北西面]_右、をくのいん
[北東面]_文字なし
[南東面]_文字なし
北側から。
南側から。
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信貴山奥の院(米尾山多門院)の北約100mの竹藪の中にある道標で、信貴山奥の院と王寺駅方面を案内していると思われる。
この道は信貴山朝護孫子寺・信貴山奥之院から元山上千光寺・宝山寺を結んでいた古道で、ここから鋭角に左(西)へ下れば丸尾集落に出る。そこから片福貴(十三峠越)までは農地改良工事によって旧道は破壊されている。その先、千光寺までは廃道部分も多いが辿ることは不可能ではない。千光寺からは庄兵ヱ道で寶山寺に通じている。
かつて奥之院から片福貴(十三街道)までの道筋には十三仏が一つずつ彫られた道標が置かれていたようだが、現在は5基が残るのみだ。また、すぐ南の奥の院門前には「十三峠 こしき塚 生駒山 瓢箪山 大坂」などと刻まれた安政2年の道標が立っている。
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・各面の内容
[北西面]_右、をくのいん
[南西面]_左、わうじ(王寺)
[他面]_文字なし
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<2015/8/12 初投稿>
<2021/8/29 写真更新>
<2021/9/9 補筆>