広島・安芸高田 ピアノ教室なないろピアノスタジオです🌈
効果的なレッスンのためにはスムーズなコミュニケーションが大切。
そのためにいろいろなツールを使っています。
一番種類が多いのは「株式会社おめめどう」さんの“コミュメモ”。
例えばレッスンの中で何か新しく始めるのになぜそれが必要伝えたい時や、
それをするかどうか選択してもらう時、
スケジュールの見通しを立てる…など、
伝えたいことや提案がある時、自分で選択して欲しい時などに、
このコミュメモから用途別に選んで使っています。
声で伝えると、生徒さんの方も耳で聞きながら頭で考えて…となって受け取りづらい。
でも紙のメモにすることでお互い伝えたいことを可視化して共有できるし、何度でも読めるし、あとから自分の良いタイミングで見返すこともできます。
こちらから理由をしっかり提示して生徒さんに選択肢を選んでもらうことで、
生徒さん側も自分の意思を伝えやすいし、いつも同じフォーマットのものを使うことで安心感もあります。
また本人の選択の権利を保障する、ということも大切。
例えば…この間、練習が難しい様子の生徒くんに今回は《おはなしツイン》で、練習はいつできそうかな?と尋ねたあと、話し合いをしてみました。
付箋に学校から帰ってからの予定を全て書き出して、彼の生活パターンを話しながら並べ替えてもらうと、この時間なら…というタイミングがみつかりました。
次に練習の仕方を書いて、無理なくできる回数を決めて、カレンダーを渡し、練習できた日にシールを貼ろう!ということに。
自分で練習のタイミングや回数を決められたこととカレンダーにシールを貼る、というのが動機づけになって…
なんとほぼ毎日練習できました😆
もう一人の子とは、ソルフェージュをレッスンの中でするかどうかの話しあい。
理由など書いて、話して、私の方から尋ねるところまでを書いて、お返事は来週まで考えてから書いて持ってきてねと渡しました。
次の週「したいです」の答えと一緒に、顔のところに笑顔の書き込みがしてありました😊
コミュメモは自閉症を持つ方のための支援グッズですが、使ったほうが伝えやすい、答えやすい場合は障害の有無関係なく使っています。
写真左端の上は、前に発達障がいピアノレッスン広島勉強会で会員の先生に教えていただいた無印の4コマメモ。
こちらも練習の仕方を伝える時などにめちゃ活躍しています🙏
伝える≠伝わる
伝えてるからといって、相手にほんとに伝わってるとは限らない…
本当に「伝わる」ためにはどうすれば良いか?
これからも試行錯誤していきたいです。