こんにちは

ネイルサロンカズリナ

代表 平松一美です。

 

 

明るく楽しい白井ファミリーの事を

ご紹介してきたISAO STORYも

いよいよ病気編に入ります。

 

 

京子ママは、これまで、

辛い事はずっと隠して来られました。

このストーリーを読むと

今までどんな思いだっただろうかと

想像するだけで胸が痛みます。

 

 

これまでのISAO STORYはこちらから→☆☆☆

 

 

 

 

 

 

ISAO STORY〜今を生きる〜④病気編

そんないっちゃんが
職場内で倒れたのが年末の締日
2007年12月28日です。

...

年末で原因がわかるまで2週間以上かかり、

その原因が分かった時点で

命の保証はないといわれ
阪大から国立循環器病センターに送られました。

 


検査が進むにつれ

事の重大さがひしひしと理解できて来て
不安でしたね😨

 

 

そのとき息子大学受験真っ最中、
年末からずっと佑香ちゃんと2人で病院へ通って

遼くんには隠していたいたけど、
さすがに隠し切れず
センター試験終わった当日、
2時間かけて国循に来てもらいました。

 

 

意識混濁のパパに

「パパ、センター9割7分行けたで」と報告すると、
意識混濁のはずのパパが

遼君の頭をヨシヨシしたの覚えてます😭😭

 

 

それから数日してドクターに呼ばれ

ご主人は全国的にもレアなケースで症例がない。
治療法はなくこのままでは数日中に・・・
手術も前例がなく極めて難しい、
成功する確率は0.1%、
99.9%は助かりません。
そして0.1%で助かったとしても

全盲寝たきりの植物状態になる
可能性が高いだろうと宣告を受けました。

 


ショックでしたね。

どうやって家まで帰ったか覚えてません。

私に選ぶなんてできない。

 

 

忘れもしません。

予備校帰りの息子を迎えに行った
住道駅のローターリーで
「遼君パパがなぁ・・・」
「ママはどうしていいかわからへん」

 

 

遼くんは遠くを見てしばらく沈黙が続き……
そして深く息をして、

 

「手術するに決まってるやん。
このままやったら冷たくなるんやろ……
寝たきりになっても
目が見えなくても
僕は暖かいパパがいてくれるだけでいいから
手術しよう」


その一言で手術することにしました。

18歳の遼君  君は偉い!

 

ISAO STORY⑤につづく