水泳授業に「生理確認」7校

 

これをプライバシーの侵害といいますが、わが国の法律にはプライバシー権という言葉が無いので、

おおーきく、「人権」というくくりで認識されています。

 

女子生徒のプライバシーに配慮しましょう。さて、まずプライバシーとは何なのか説明します。

 

という研修をやってほしいですね。

 

(記事より抜粋)滋賀県栗東市にある県立栗東高校では少なくとも4、5年前から女子生徒が生理のため体育の水泳の授業を見学する際に口頭で体育の教員に理由を申告させていたことがわかり、教員や生徒の前で生理が何日目かなどを言わせることもあったということで人権に配慮するよう、県教育委員会の指導を受けています。

万引き防止に「顔認証」 渋谷3書店共有へ 入店でアラームも

(ニュースサイトのリンクですので、しばらくたったらリンク切れすると思います。)

 

このプロジェクトを企画された方のコラムを読んでみました。

いろんな試行錯誤を経ていらっしゃるようで、真摯な思いが伝わってくるかんじがします。

 

ニュースサイトの記事では「第三者に提供」と説明しているので、「第三者提供」なのかな、

そうだとしたらどうやって同意を取得するのかしらと思っていたら、

上記のコラムによると、「第三者提供」ではなく「共同利用」なのだそうです。

 

「顔」データの取得に関する利用目的や共同利用を、

どんなふうに文書化するのか、まだそれは見当たりません。

2019年7月30日から開始予定だそうで、それまでには、「全国万引犯罪防止機構」のサイトとか、

各書店とか、各書店のサイトとかでそれが公開されるんだと思います。

 

(コラムより抜粋)私には、このプロジェクトは犯罪の被害者の⾃分の財産を守るという権利を保護するといういわば⾃衛的な緊急措置であることは明らかだから、そして、これで儲けよう、儲けが上がるというものではないことははっきりしているのだから、国⺠はかならずわかってくれるという思いが強くありました。それは今でも変わらないのですが、ただ、専門家の意⾒は、それでもいろいろな⽴場があり、声の大きな方もおられ、その論争のるつぼに入ることは参加される書店の方々の営業にも影響があるのではないか、ほとんどすべての方になるほどよく考えた仕組みだ、これならやらせてみても良いのではと思ってもらえるようなものにしましょうというものでした。私たちは皆で考え、考えしながら、このプロジェクトをできるだけスムーズに開始することを最大の課題ととらえ、譲歩に譲歩を重ねたのです。そのほかにもいろいろな意⾒の交換がありました。最後は、事前告知と言う代物です。プロジェクトを開始する1か月前に、予告をしろというのです。 こんなことは法律にも何も書いていないではないかと思いましたが、受け入れることにしました。

 

(バシ子)なまなましいですね。。でもこの努力は大切だと思います。あと、専門家のメンツを立ててあげる優しさ。

 

(記事から抜粋1)大手書店「丸善ジュンク堂」など3書店は28日、東京・渋谷の店舗で、防犯カメラで撮影した万引きしたとみられる人物の画像を7月30日から共有すると発表した。画像を各店舗の顔認証システムに登録し、該当者が来店すると警備員らが警戒を強め、万引き被害を未然に防ぐのが狙い。犯罪が疑われる人の顔が映るデータは高度な個人情報となるが、書店側は「管理を徹底する」と理解を求めた。

 

(記事から抜粋2)個人情報保護法は、個人情報を第三者に提供するには事前に利用目的をあらかじめ公表することなどを定めており、各店舗は店頭などで情報の共有を告知する。また、苦情などは今回の構想を主導したNPO法人「全国万引犯罪防止機構」(東京)で受け付ける。一定期間が経過した後は削除するという。

 

(バシ子)コラムに書かれている努力を報道して欲しいものです。雑。