「世界が変わった」
そう書いたけど、最初は劇的な変化じゃなかった。
ただ、痛みが和らいでいくにつれて、 私の中で確信が生まれていった。
植物の力は、本物だ。
からだは、食べたもので作られている。
口にするものが、こころを作る。
こころが、その人のエネルギーを作る。
私は病気になって初めて、 「頭」ではなく「からだ」で知った。
線維筋痛症が完治してから、 私はプラントベースの料理の世界へ進んだ。
植物だけを使った、からだと地球にやさしい食。
カフェのオープン、ケータリング、プライベートシェフ、料理教室。
植物と対話しながら料理をする日々が続いた。
そんなお料理をたくさんの人に喜んでもらえた。
その中で私は、植物療法やハーブの力を深く学ぶようになった。
ハーブとは、人の生活に役立つ香りのある有用植物のこと。
日本では古来から「薬草」と呼ばれてきた。
1種類のハーブの中に、数十から数百のフィトケミカル成分が含まれている。
自由に動くことのできない植物は、 長い歴史の中で、厳しい環境を生き抜くために、 自ら栄養分を作り続けてきた![]()
ただ「生きる」のではなく「よりよく生きる」ために![]()
その植物の叡智が、私たちのからだとこころを癒してくれる。
植物と向き合えば向き合うほど、 私は気づいていった。
植物たちは、ずっとここにいた。
私たちのことを、静かに見守り続けていた。
病気で倒れていた時も、 キッチンで料理していた時も、 ずっとそばにいてくれた。
そして2025年2月。
「今すぐ、植物とつながらなければならない。」
そんな直感に突き動かされ
私はオーストラリアへ旅に出た![]()
その旅で、私の人生は再び大きく動き出すことになる。
つづく...