この年で、夢や目標を語るのも恥ずかしいことだが、毎年、年頭に必ず、その年1年間で達成可能な目標を定めることにしている。

 

ま、何も考えずに1年間を過ごすよりも、何かに向かって過ごしたほうが、出来るできないは別としても、生きてる価値はあるかな、と思って。

 

昨年は「変革」だった。

長年、培ってきた知識とノウハウと、経験と遣り甲斐とで、プライドと生きがいをもって携わってきた一つの仕事に区切りをつけて、

 

思い切って別の仕事に就いた。

 

ただ単に転職したわけではなく、今までに味わったことの無い自信の義務と目標を課した仕事だ。

 

そして、今年の目標は、その仕事を確実に「自分のもの」にするための「信頼を得る」ことを目標にすえた。

 

「クライアントからの信頼」、社内での「この仕事を任せられるという信頼」、そして、彼に頼めば必ずやり遂げるという「信頼」。

 

簡単なことではなく、一つ一つの積み重ねで得られるもの、日々の過ごし方で得て行くもの、そして、ほんの小さな失敗でいっぺんに崩れて壊れてしまうもの、まさに目標にするにはもってこいの事柄だと思っている。

 

昨年まで携わった仕事で培った信頼を、すべて白紙に戻して一から積み上げて行くことにした、新たな仕事での信頼。

簡単なことではないが、誠実に、まっすぐに、そして正直に向き合って行けば、必ず就いてくる信頼。

 

私は、今年1年、このことを忘れずに仕事に邁進したいと考えている。