お久しぶりです。
せれミラクです。

16の春に聞いたこの言葉。
どういういきさつにか、さる高名な阿闍梨がうちにやって来た。

阿闍梨と話して5分と経たないうちに、
「この子はなんと練れていることか。魂が健やかで穏やかである、

しかし、無欲はこの世の居候と心得よ?」

と諭された。
16には不釣り合いな程の謙虚さというのか、老練さというのか、そういったものを感じた模様で、

「菩薩ではこの世は生き辛いもの」

と。

まあ、持っていい欲
悪い欲、
あるのでせうが。

その時にはその欲を向上心と取りました。

欲の向かう目的があり、
アクションがあり、
すべてが動いていくということなのですかね。