昨日、帝劇で上演中の「千と千尋の神隠し」観てきました。

「千と千尋～」が映画で上映されたのは20年前？

当時は家族で3回も映画館に観に行ったくらい

子供たちも私も大好きな映画だったので、

舞台化されると知ったときからとても楽しみでした

上白石萌音さんの千尋、ハクは三浦宏規さん、

湯婆婆は映画でも演じられていた夏木マリさん、

釜爺は橋本さとしさん、カオナシはダンサーの菅原小春さん、

リンと千尋のお母さん役は妃海風さん。

上白石萌音さん、いちばん最初の登場シーン、

一瞬、「え？最初のシーンは子役が演じるの？」と間違えるくらい

ビックリするほど上白石さんのランドセル姿が小学生でした

そして声まで映画の千尋にそっくり

なんか憑依していませんかって思っちゃうほど、

役に入り込んでいて、目が離せなくて凄かったです

千尋がおにぎりを食べながら泣くシーン、思わずジーンときて

次女も私ももらい泣きでした

そして最後のカーテンコールまで、ほんとうによく動いて

元気いっぱい　

彼女の笑顔と元気はこちらまで笑顔になれます

ハク役の三浦宏規さん、マジに目が釘付けになりました。

何といっても、その身体能力　

昨年観た「レ・ミゼラブル」の時には気がつきませんでしたが

「千と千尋～」の一幕中盤だったか、ハクが千尋と別れたあと、

白龍になって飛んでいくシーンがあるのですが

ササっと走って行き、まるで空中を舞うかのような、

高くクルクルと回る連続ターンジャンプではけて行くと同時に

白龍が空に飛んでいく姿が何とも自然で素晴らしく。

三浦宏規さんの高さのある＆綺麗なターンジャンプ、

まるでバレエダンサーのようでスゴイ

と感心していたら、三浦さんってほんとうにバレエコンクールで

1位を取ったこともある方なのですね　ふたたびビックリ

走る姿、早さ、動きの綺麗さはバレエで培ったものなのですね

夏木マリさん、さすが映画でも湯婆婆を演じられただけあって

生の湯婆婆は迫力満点で最高

あの細い身体から溢れるパワー、私よりずっと年上なのに

すごくてカッコイイ

カオナシは、ただボーっと「…ぁ…ぁ…」っていうイメージだったのが

菅原小春さんが演じると、その不気味な雰囲気が

言い方が悪いかもですが（スミマセン）キモチ悪い動き方が

ますますカオナシの不気味な存在感を大きくしていて

菅原さんのセリフの無い表現力がとても素晴らしかったです

そうそう　青蛙の役のおばたのお兄さん

メチャメチャ映画の青蛙の声でビックリ

ちょっとした動きも軽やかで、パンフレットでプロフィールを見たら

かなりアスリートな芸人さんなんですね　知らなかった…

舞台を観るまでは、「千と千尋～」の世界の、

あのちょっと不気味な街並みや川、

お父さんとお母さんが豚になるまでバクバク食べまくる食堂、

湯屋の外観、お風呂、エレベーターや釜爺の部屋、

海のシーンや電車のシーン、

白龍や湯婆婆たちが空を飛ぶシーンなど

いったいどうやってセットを組むのだろう、

どうやって表現するのだろうかと思いましたが

全てが想像していた以上に納得のものであって、

ほんとうに凄いなぁ…と感心してばかりの3時間でした

ほんとうに始まってから終わるまで、一瞬も退屈することなく

千と千尋の神隠しの世界に、どっぷりハマってしまい

感動と興奮の素晴らしい時間でした。

映画をほぼ100％再現しているので、セリフや仕草まで同じで

ファンにとっては全部が懐かしく楽しいと思います

ただ、一度も観たことのない方にとっては、何カ所か

何のことって、わからない箇所があるかも？と思いました。

「苦団子」とか「えんがちょ」とか。

あと、まっくろくろすけとか、小さいキャラクターたちは

舞台だと見えづらいかな…とおもいました。（仕方ないけれど）

なので映画を観たことのない方は映画を見てから行くと、

より楽しめるとおもいます

ほんとうは、もっといろいろ書きたいのですが…

あまり書くとネタバレになってしまうので…

あ、でも、カオナシやオクサレさまは、想像以上にそのまんまで

どっすんは、ちょっと赤面しちゃいます

あぁ、出来ることならば、もう一度観に行きたいくらい

Wキャストの橋本環奈ちゃんの千尋も、醍醐虎汰朗くんのハクも、

朴璐美さんの湯婆婆も観てみたい

ぜひ配信していただきたい～＆ディスク化していただきたい