小心者の大胆不敵 

小心者の大胆不敵 

徒然に映画の感想綴ります。
偏愛映画多め。推しの愛にあふれ暴走気味。
現在Archie Madekwe推しです。大好き。


LONGLEGS(2024)

ロングレッグス(2025)

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予告編でニコラス・ケイジの姿を見せていなくてどんな容姿に?と楽しみにしていた作品。



新人FBI捜査官リー・ハーカー(マイカ・モンロー)は過去に迷宮入りしていた連続殺人の捜査に加わる。すると、フラッシュバックしてくる記憶。彼女は過去を振り返る、、、。

連続殺人犯を私は知っている…?

リーは失った記憶を尋ねるために母の元へ。

得体が知れなくて怖い。説明は少ない。よくわからない。だから怖い。


過去の名作ホラーへのオマージュ、リスペクトがたくさんです。
ハロウィン、
キャリー(ハーカーのお母さん、シシー・スペイセクに似てると思う)
ブレアウィッチプロジェクト、
羊たちの沈黙、セブン。
そして、サイコ。
悪魔を憐れむ歌や、エンゼルハートもあるかなぁ、と思いました。

構図や撮り方、登場の仕方。アッ!となった。
そして繰り返し出てくる壁にかけられたビル・クリントンの写真。この時代。
3/14の意味は途中で明かされるよ。

この作品はジョン・ベネちゃんの事件をきっかけに話を膨らませていったとのこと。
(覚えている方はわかりますでしょうか?あの世間を騒がせた事件)


そして。
わたしはニコラス・ケイジ(ロングレッグス)がでてきたとき、『マリリン・マンソン?!』ってなりました。(わたしだけ???)

ロングレッグスのルックスもニコラス・ケイジがかなり作り込んだらしく、見た目も彼の意見からあのような白塗りのルックスになったようです。

なかなか劇中でも顔が見えなくて怖いんですが、見えてからもその異様さに目が離せなくなる。

リー役のマイカ・モンローは撮影のだいぶ後半でロングレッグス(ニコラス・ケイジ)と対峙するシーンを撮ったそうなんですが、それまでどんなルックスか知らされないまま、あのシーンだったそう。

リアルに初対面。


そのとき、マイカ・モンローの胸につけていた音響用のマイクが彼女の心臓の音を拾っているんですが、バクバクしている音がメイキング映像でありました。

ロングレッグスと初対面撮影の舞台裏

 

 あれは、ストーリー上でも、リアルでも緊迫してたんだな、と思うとまた観てみたいぞ〜という気持ち。

そして。

完売していたパンフレット、再入荷のタイミングて買えました!(喜)
リー・ハーカーがロングレッグスからもらうあの手紙のようなカバーになっていました。
あと証拠写真のポラロイド。




監督、ニコラス・ケイジ、マイカ・モンローのインタビューや製作中の裏話となかなかに濃い内容で大満足。
証拠品みたいなつくり、ジップロックに入った状態で販売もたまりませんね。

実は2回目観たんですよ。いろいろと気になって。
ところどころサブリミナルのように出てくる画面のどこかにいる悪魔の影や、対比するシーンをみつけて、あっ!となり、またまた楽しめました。

あと、これはたぶん誰も気づいてないと思うんですけど、アリシア・ウィット(リーの母役)は、ツインピークスでドナの妹役だったね。
なんかみたことあるな、、、と思ってたんだけど。
一度しか出てこなかったドナの妹、ガートルード。頭にクラウン載せてピアノを弾く彼女。
このピアノに合わせてリーランドが踊ってました。

わたしの顔認識能力がなかなかの精度笑

(無駄な能力)

これから観る人楽しんでほしい!
これをみたら、往年のホラーやサイコサスペンスをまた観直してみたくなる、そんな一本です。