夕陽が美しいー。
このコンチャ湾を一望できる
海岸沿いにある、スパ「ラ・ペルラ」。
今日はここで、リンパドレナージュの
トリートメントを受ける。
タラソセラピーは「海洋療法」のことで、
あのときの、
こちらの施設は、
レストランが併設されていて、
いや、スパが併設されたレストランなのか?
どちらがメインなのかは分からないが、
私たちは、スパとして利用。
サンセバスティアンは、
フランスとスペインの国境の街だから、
フランスからのゲストも多く、
言語はバスク語、スペイン語の他に、
フランス語がスタンダードのよう。
私たちがこのスパに行った時は
少なくとも英語圏のゲストは、居なかった模様。
レセプションでも、
フレンチ?エスパニョル?
メニューの言語はどちら?的に言われたけど、
英語ありますー?とお願いしたら、
あ、そうですよね(*^▽^*)
と笑顔で英語のメニューを出された。
右側の方は英語が話せ、
かなーり親切に説明してくれた!
ここは、英語ができるスタッフが少なく、
あら、観光地なのに?と疑問がわいたが、
そもそも英語圏からのゲストは多数ではない。
しかも、ここは観光地である前に、
ヨーロッパ人のリゾート地なのだ。
おもに、スペインはもちろん、フランス、ドイツから来た
人々のためな避暑、避寒のためのバカンスの地。
スパも保養に来ている人々が
よく利用しているので、会員らしき人も多い。
英語圏ゲストはもちろん、
我々のような一見ビジターはけして多数派ではなかったようだ。
メニューは、「タラソセラピー」が前面に押し出され、
施術時もおすすめされた。
タラソセラピーは「海洋療法」のことで、
フランス人医師により名づけられた、
民間療法。
フランスに近いこちらの地では
メジャーなセラピーのようで、
施術希望のゲストも多かったみたい。
レセプション前にあるコスメ。
ここでも、タラソセラピーがコンセプトのコスメ「タルゴ」が置いてある。
日本でもおなじみのスペイン生まれの
化粧品「ナチュラビセ」もある。
受け付けで希望メニューを告げると、
60分であれば、待ちもせずすぐに入れるとのこと。
バスローブとスリッパを渡され、
更衣室を案内される。
更衣室のロッカーは、施錠に1ユーロ必要。
ユーロ硬貨を持ってなかった私は、
すでに男子更衣室に消えた夫を待合室で待つ!

私が小銭を持っていない、と気づいた夫が
直後に、1ユーロを持ってきてくれた。
あのときの、
夫と1ユーロのありがたかったこと!!
(T_T)
夫とは別々の個室で施術を受けた。
室内は暗く、ラグジュアリーというよりも、
無機質な施術室といった感じ。
このあたり、ホテルのスパとは
だいぶ異なる。
セラピストは、
必死に慣れない英語を使って、
気を配ってくれる。
タッチは、プロフェッショナルな感じ。
肌を触った瞬間、
「Oh! You're very very dry skin!!」と驚かれた。
これは、、、後で化粧品をおススメされる序章だな??と
懐疑的に構えていたら、、、案の定。
やはり施術終了後に、
ナチュラビセの美容液を大プッシュされた(^∇^)
掛け率、マージンがよいのでしょうかね

「日本でも有名なスペインのコスメですよね~?」と
既知の事実をアピールし、
「ケアをこまめに気を付けます~」でやんわりスルー。
施術後に購入する人が
けっこういるのかもしれません。
終わったあとは、
レセプションのスタッフの方が
リラックスできました?
良かったですか?
って気を使ってくれた。
メニューやシチュエーションにも
よるだろうが、
リラクセーションや
心地よさの度合いなど
総体的には正直言って、
アジアのリゾートスパや
日本や中国系の指圧マッサージの方が上だが、
こういった独立したスパでの施術を受けたのは、
ヨーロッパでは初めてだったので、
緊張したが、とても良い経験となった。
まあ、前者と後者では目的が違うしね。。
さて。トリートメントが終わると、
スパの目の前を競技用自転車・走者が走り抜けていく。
街中には、走っている人も。
市民マラソンなのでしょうか?
トライアスロンレース?
サンセバスティアンは、
コンチャ海岸のライトアップも
見どころのひとつ



月がきれいに見えています



海岸線沿いと、遠くの建物もライトアップされて
幻想的できれいです。



島にも明かりが。
ブレていますが・・・。
本当にうっとりするほど、
きれいな夜の海の眺めでした。
照明もきれい。
ロマンチックです





お腹も空いてきました。
これから、バルに繰り出します




