前回のブログからだいぶ間があいてしまいましたが、今日は、映像送出の現場のお話。
映像送出というのは、コンサートや、ファッションショー、各種イベントにおいて、映像をいろんなきっかけでタイミングよく流す現場の事を云います。
多い時で何万人もの人が見る映像を出す訳ですから、失敗は許されません。
かなり緊張します。
結構、僕は神経が図太い方だと思うんですが、それでも何日も前から緊張が続きます。
で、映像を出すタイミングは、色々あって、演出家のキューをインカムで受けて出す時もあれば、この音楽のこのフレーズの時に出せ!とか、誰々さんが何何っていう台詞を言ったら出せ!とか、時には、曲終わりから15秒後に出せ!とか、ホントに様々です。
昨日も、ファッションショーの現場で送出して来たんですが、まぁ~大変でした。
きっかけは何もなく、演出家が「はい!」って行った瞬間に映像、照明、音響が一気に変化する訳です。
しかも
映像は音響、照明の変化に少しだけ送れて出さないといけなくって、そのタイミングが、まぁ微妙な訳ですよ。
一見華やかに見える舞台裏では、毎回怒号が鳴り響いてる訳です。。。。
しかし、僕がやってるのは、多くても何万人レベルです。
これがもし、何十万人、もっというと何億人だったら。。。。。。
それは、TVの生放送でのお話です。
スポーツ中継を見るたびに、スイッチャーさんってすごいなぁ~って思います。
スポーツのスイッチャーをした事はありませんが、大体想像はつきます。
何十台ものカメラアングルのモニターが並び、刻々と変化する試合の行方を見ながら、次々とスイッチングして行く。。。。。コワッ!!!
例えばサッカーのワールドカップ、決勝。
ゴールが決まる瞬間の映像にボールの行方が映っていない映像だったら。。。。。
世界中からのクレームの嵐となり、制作会社はえらい事になるでしょう。
スイッチャーさんの指先一つで、何人もの社員が路頭に迷う訳です。
核スイッチ的な威力があるんですよ。
凄い仕事でしょ?
そんな事を考えながらスポーツ中継を見ると、、、、、、、、
別の意味でヒヤヒヤしますよ。というお話でした。
今日は、映像制作者の立ち位置について。
映像制作の現場、特に撮影現場で一番偉いのは、もちろんクライアントです。
次は、、、この辺から微妙になって来ます。
監督?代理店の人?カメラマン?照明さん?音声さん?出演者?
これは、かなり微妙です。
なんでこんなことを書いてるかというと、毎回現場によって違うんですよ。この順番が。
順番に何の意味があるかというと、意味があるようで無く、無いようであるんですよね。意味。
この順番によって作品の色はかなり変わります。
もし、監督が2番手に来るのなら、その作品は、映像作品としては、新しく、面白みもあるが、クライアントが伝えたいメッセージは薄くなるのでしょう。某携帯電話会社のCMみたいに。
代理店が2番手に来る場合は、ベタな演出のベタなカメラアングルの映像になるけど、伝えたいメッセージは伝わるのでしょう。電気屋さんのCMみたいに。
カメラマンの場合は、多分フィルムトーンの重みのある作品、もしくはカット数の多いエキサイティングな作品になるでしょう。いわゆる車のCMみたいに。
照明さんの場合は、それは美しい映像になるでしょう。しかし、たたそれだけでしょう。
音声さんの場合は。。。。すいません、よくわかんないです。でも、たぶん3D音響を駆使したものとか、ささやきのみのCMとかになるのかな??
出演者の場合は、おそらくその出演者のプロモみたいになるのでしょう。

こういうことなんです。
誰が2番手(制作者の中での1番)になるかによってこういう違いが出てくるんですよ。
かなり大げさですが、意外と的を得てるかと思います。
さて、一般視聴者は、どういう作品が良いと感じるんでしょうか?

多分、どれも面白くなくなると思います。
じゃあ、面白い作品はどうやって生まれてるのか?

答えは、クライアントを含む全てのスタッフの目指すものが一緒=団結力ですね。

僕は今まで、そういう現場に出会ったことはありません。
でも、きっとそういうことだと信じています。
いつそういう現場に出会いたいものです。

今、僕が居る現場では、僕の立ち位置はだいぶ後ろの方です。
なんで、新しいものとか、面白いアングルとか、編集方法とかも試せません。
なんどかやってみましたが、代理店で、ストップがかかったり、クライアントのお偉いさんにダメだしされたりの繰り返しです。

でも、懲りずに続けて行こうと思っています。
諦めて、つまらないものばかり作っていては、面白みもないし、なんか、今までやって来たことを自分でつぶしてしまう様なことになるのでね。

明日も監督兼カメラマン兼照明兼音声の現場だ!!明日は、、、3番手くらいかな?
頑張ります!!!
今日は、映像にかかるお金の話。
基本的に私の場合、監督、カメラマン、照明さん、音声さんの全てを一人でやっています。
予算が少ないので、そうするしかないのです。
しかし、以外と出来るものです。
私、以前、某TV局で働いてたんですが、常々考えていたのは、なんでこんな撮影にこんなにも多いスタッフ、そしてこんな大金が使われているんだろう?ということです。
近頃はカメラも安くてきれいな物もあるし、編集もmacでもwindowsでも十分出来るのに。。。。(実際に私の事務所の機材なんて、全部あわせても100万円くらいです)(その機材で、超有名ミュージシャンのコンサート用の映像や、TVCMも沢山作ってますが。。。。)
結局、昔からの流れで、映像=お金がかかるってな事になってる訳です。
そういう慣習をぶちこわしたいと思ってました。いや、思ってます。
ですが、お金は沢山欲しいです。
しかし、モノには全て適正価格ってのがあると思うんです。
いい物は高いし、安い物はそれなり、これが普通ですよね?
なのに映像業界、いや、デザイン業界全体が、適正価格を良く分ってないまま今まできてる訳です。
長々と愚痴のような文章になりましたが、なんとかして、こういう流れを壊して行きたいものです。松下電器産業 ミニDVカメラレコーダー [AG-DVX100B]

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