100円ショップにあるものを素材として加工してみよう!という企画。その2。

今回はこちら。ステンレスソープ。手のぬるぬるが取れるとか手についた魚臭いのが取れるとか、そういったモノだったような。

 

前回のアルミナイフと違い、加工する表面は平面ではなく曲面なので、少し考えないといけません。平面以外の部分に印刷する場合は「3Dデータ」を作成する必要があるからです。

 

本来であればこの「つぶれた卵型」の3Dモデルを作ることになるのですが、今回はまあ、

 

省略します!

 

この形、よーく見ると「丸いボール」に見えなくもないので、今回は「球」と見なして加工していきます。「球」とか「円柱」など簡単な形状はすでに用意してあるので、事前準備しなくてOKなのです!

イチから3Dモデリングするのは、じゃまくさ(ごにょごにょ

 

印刷する原稿はこちら。レーザー加工には、線だけで作られたパスデータが必要です。

加工表面を「半径53ミリの円の一部」ということにして、データを立体化させます。

こうすることで加工表面がたいらではないことを機械に教えてあげます。

そうすれば、機械は自動的に焦点距離を変えて加工してくれます。すごい!

 

じゃじゃん。完成!

表面の光沢が強いので、光の反射でうまく撮れてませんが、ちゃんと印刷されました。

大きく印刷しようとすると、実際の形状と3Dモデルのズレが大きくなってきれいに加工できないので、小さく印刷してます。

データを少しいじって反対側に淡色加工もしてみました。

濃色加工より大きく印刷してみたら、案の定、右上がかすれてしまいました。

 

ズレが大きくなって、焦点距離が加工できる許容範囲をオーバーしたのが原因です。。

まあ、かなりいい加減な設定だったので仕方ないですね。。。