当工房では一般的な紙に印刷する印刷所ではなく、金属の表面にレーザー彫刻による加工を行う印刷所です。
紙に印刷するときは、フルカラーの画像を原稿として用意すればいいですが
レーザー彫刻の場合は、少し違った原稿が必要になります。
それは、、「パスで描かれた」データです。
上にある画像はパスという線のみで描かれています。
色が付いてるように見える箇所は、実は○がたくさん集まっているのです。
拡大するとこんな感じです。たくさん○があるでしょ?
この〇で色付きの画像は濃淡を表します。
新聞に載ってる写真を虫メガネで見ると同じような〇が見ることができます。
ここでは〇で表現してますが、別に丸である必要はなく、四角でもひし形でも横線でもいいのです。
レーザー彫刻では「そこが何色であるか」という情報は必要なく、「レーザーを当てる場所はどこか」の情報が必要になります。
その場所をパスで指定します。レーザーを当てる範囲・境界を決めるのです。
パスの内側はレーザーを当てて外側は当てない、という風に。