インド人と接する時に、しばしば感じることがあります。それは、彼らが「他人の立場になって考える」ことをしていないことです。
店やレストランでの接客
車の運転・交通ルール
駅などでの行列
これらの場面で、彼らの自己中心的な行動態度が非常に多く見られます。自分のことしか考えていません。そこでは裕福さも関係なく、皆が他人を容易に無視しています。
これは人口の多さと、それに含まれる人種や宗教の複雑さによるものだと思います。自分を全面に押し出さなければ、この世界では食っていけません。「どうぞどうぞ」と日本流にやっていては、いつまでも順番は回ってきません。
この国では、自分の主張をどれだけ言えるかが勝負です。このような競争環境があるからこそ、インド人は世界的にも有名な「タフネゴシエーター」とされています。
彼らは英語だけでなく、自分の意見を強く言う訓練をして来ています。そこは日本人とは真逆だと言っても良いでしょう。
だからこそ、インドに来て学ぶ価値があると考えています。