舞い降りてきた本 | メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

オーストラリア メルボルンにて、2009年2月生まれの娘ローズと、2013年8月生まれの息子ディー君の子育てに励む日々。

メルボルンでベビーシッターサービスを提供しています。

前回の弱音ブログですが、たくさんのお友達が心配して連絡してくれ、

まさかブログをよんでくれているとは思わなかった人や、

もう長年会えていなかったお友達からも連絡が来て、

私は本当に周りに支えられているなあと実感しました。

 

また、同じ病のお子さんを持つお母さんや、病の経験者、闘病中の方など、

ブログを通して色々な人との繋がりもできて、本当に心強く思います。

 

孤独な看病に心が折れそうになることもありますが、一人じゃないんだと思えて、

救われる気持ちです。

 

自分から、なかなか助けを求めたり、何かをお願いしたりできる性格でないので、

ますます殻に閉じこもっていましたが、

今回こうやって弱音を吐いたとき、お友達から、何かできることがあれば言って!と声をかけてもらい、

プレゼントを届けてくれたり、優しいメッセージを送ってくれたり、

わたしのことを気にかけてくれる人達がこんなにいるんだと思い、勇気づけられました。

皆さん、本当にありがとうございます。

 

世界中のあちこちからメッセージをもらい、

色々な情報も得ることができて、

やっぱり、インターネットってすごい!と今更ながら感動しました。

 

自分でも恥ずかしくなるような愚痴&弱音でしたが、受け止めてもらえてうれしかったです。

皆さんありがとうございました。

 

ーーー今はまた娘は入院中で、わたしは病院に通う毎日です。

娘は治療で疲れ果て、その合間は昼間もほとんど眠っています。

娘が寝ている間、わたしは何時間も病室で横に座り、

待ち時間にスマホで色々な情報やブログをめぐっていたのですが、

最近は本を読むことが多くなりました。

 

もともと私は読書が大好きで、暇さえあれば図書館に通っていたのですが、

娘が病気になってから、そんな気力も時間もなく、自分のことは何もできませんでした。

でも実は娘の入院中は手持無沙汰な待ち時間も多く、そんな時間に本を読むことができるとわかりました。

 

昨年、わたしのブログを読んで日本に住むお友達が連絡をくれ、拒食症に関する本を送ってくれました。

また先日は、メルボルンのお友達が、心が癒される素敵な本を届けてくれました。

どちらも、今のわたしに必要な本でした。

わたしのことを思ってくれたこと、そして実際にそれを届けてくれたこと、

本当に感謝の気持でいっぱいです。

 

海外暮らしで、日本語の本は本当に貴重ですラブラブ

どちらの本も、いただいたその日に完読しました。

 

また、時間があれば本の紹介もできたらと思います。

昔からの趣味の読書ですが、必要な本が、必要なタイミングでわたしの元にめぐってくるなと感じています。

 

・・・そんな今日、来週車を点検に出さないといけないので、トランクや物入を掃除していると、

助手席の前の物入の奥の方から、見たことも、いつ手にいれたかもまったく記憶にない、

拒食症に関する本が出てきたのです。

 

日本語の本ということは、日本で買ったのでしょうか。。。でも、まったく記憶にありません。

日本で買ったのなら、コロナ前、娘がこんな病気になるずっと前に買っているはずです。

でも、その頃は拒食症に興味も関心もなかったし、昔のわたしが選ぶような本ではありません。

 

もし娘の発病後に買っているのなら、知りたくてたまらない情報だから、買ってすぐに読んでいるはずです。

日本の本はなかなか手に入らないし、入手して記憶にないということはまずないのですが。。。

 

お友達にもらったのでしょうか、、でも、もらった本はすべて覚えているし、もらったら嬉しくてすぐに読みます。

どうして車の中、それも、もう何年も見ていない説明書の束の下に、ぱっと見ではわからない奥底に、

そんなところにこんな本があるのでしょうか。

 

車に乗せたお友達がそっと入れておいてくれた??とか、いろいろ考えるのですが、

本当にまったくわかりません。

 

記憶にないけれど、過去の自分からのプレゼントなのか、本当に、何か不思議な力でわたしの前に現れたのか、、、

 

また、偶然にも、こんな風に小さな出来事が人生に大きな影響を及ぼすことがある、というのが、

今週お友達にいただいて読んだ本の趣旨だったのですあせる

 

何がどんなことのきっかけになるか分からない。アンテナを張って、いろんな興味をもって生活をしていれば、

知らないうちにそれが運命の分かれ道になっているかもしれない、

そんな本を読んだあとに、それこそ運命のように、今の自分にとても必要で役立つ情報がどこからともなく現れて、

なんだか不思議な気持ちです。

 

ーーーちょっと前は、正直なところ、自分は孤独で、不運で、人生は不公平だと思っていました。

お友達の幸せそうなホリデーや日常の写真や、元気そうな娘さんの写真などを、

Facebookやインスタグラムなどで見るのも辛かったです。

娘から、最低な母親だ、すべてママのせいだと言われるたびに、

わたしがいなくなったほうがいいのかな、わたしがいなくなっても誰も悲しまないかな、なんて考えていました。

 

お友達に会う時間もなく、相談したいと思っても、聞いてもらうにも暗すぎる話ばかりで躊躇して、

どんどん殻に閉じこもっていた気がします。

 

でも、自分がすこし心を開けば、その隙間からこんな風にいろんな助けが流れ込んでくるんだな、と実感しました。

連絡くださった皆さんだけでなく、ふとわたしのことを考えてくれた皆さんからも、

プラスのパワーをもらった気がします。

 

運命は、自分次第ですね。

いろんなことが回りまわって、最終的にはきっとうまくいくはず、

そう思えるようになり、すこし前向きになれました。

 

本当に、ありがとうございました飛び出すハート