人に頼ること | メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

メルボルン ベビーシッター&子育て奮闘記

オーストラリア メルボルンにて、2009年2月生まれの娘ローズと、2013年8月生まれの息子ディー君の子育てに励む日々。

メルボルンでベビーシッターサービスを提供しています。


出産後、3週間が経ちました。

骨盤がだいぶ閉じてきたのか、脚の痛みもだいぶましになり、
松葉杖があればかなり自由に動けるようになりました。

でも、まだ外に出ることはほとんどなく、ひきこもり生活。。。
先週から一気に春の陽気となったメルボルン、はやくお散歩がしたいです。


今日は、お友達が一日娘を預かってくれ、
大好きな日本語教室にも、娘さんと一緒に連れて行ってくれました。

わたしが連れて行ってあげられないので、本当にありがたいラブラブ

娘も、わたしと一日中家の中にいて、テレビばっかり見せられているより、
こうやってお友達と遊ぶことができて、本当に嬉しそうでした。

こうやって手を差し伸べてくれるお友達に、本当に感謝ですビックリマーク


夫も、仕事には戻りましたが、娘の幼稚園の送り迎えのため、
遅刻&早退が続く毎日。
上司の理解があって助かりますが、申し訳ないなあ汗と思います。


・・・3週間たっても、人の力を借りないと何もできない自分が歯がゆく、
かなりストレスも溜まってきています。

素直に甘えられたらいいのだけど、もともと人を頼るのが苦手な性格なので、
何とか自分でできないかと考え、無理をしてしまったり、
それが原因で夫とも何度も喧嘩になったりしょぼん


上手に人に頼ることって、本当に難しいなあと思います。

素直に感謝すればいいだけだって分かっていても、
心のどこかで、借りをつくってしまったような気持ちになって、
どうやってお返しすべきかということばかり考えてしまう。

自分が誰かに何かをしてあげても、別に見返りは求めていないし、
きっと家族やお友達も同じ気持ちなんだろうけれど、

自分のプライドなのか、何なのか、
人に頼ることを、悔しい、とか、情けない、とか、負けダウンみたいに思ってしまう。

本当に、困った性格だと自分でも分かっています。
でも、35年間、なかなか直らなかった性格、丸くなるのはまだ難しいようです。。。


同じような、完璧主義のママも、きっとたくさんいると思う。
自分でじぶんの首を絞めてしまうんだよね汗

とくに体の不自由がなくても、産後は周りに頼ってビックリマークって、どんな本や雑誌にも書いてある。

でももし今回、脚の不自由がなければ、
わたしはきっと、産後翌日に退院して、家中の掃除をして、すぐに家事に完全復帰しただろうと思う。

親にも頼りたくなくて、来なくていいって言ってあったし。

だから、神様がきっと、
休まざるを得ない状況を、与えてくれたのかもしれない。。。

そして、周りに頼る練習を、させてくれているのかも。


今回はきっと、数ヶ月もすれば普通に歩けるようになる(はず!)だろうけど、
これから、事故にあって一生の障害を持つこともあるかもしれない。

健康に過ごしていても、老化による体の衰えは止められないし、
いつかは、介護が必要な身になるかもしれない。

そんなとき、これもできない、あれもできない、なんて悲観にくれて日々を過ごすのではなく、

どんな小さなことでも、できたら感謝して、
そして手助けしてくれる人たちがいる喜びをかみしめ、
どんな状況でも人生を楽しめるようになりたいと思う。


今回のことは、その練習かもしれないな、、、、というのが、
苦しんだ末に行き着いた結論。


それでも、はやく娘のキンダーの送り迎えがしたいし、
お買い物をして、栄養たっぷりのごはんを作ってあげたいし、
公園にも連れて行ってあげたい。

焦る気持ちはおさえられないけれど、

長い人生、たった数ヶ月の不自由くらい、
あとからいくらでも巻き返せるよね!


子供たち、旦那様、
いっぱいいっぱい、してあげたいことがあります。
もうちょっと待っててね!