「市内では、グループホームに入れたがらない親が多い」とは、先日の「手をつなぐ親の会:親亡きあとを考えるサークル」の役員発言です。
これと真逆なのが、「親は嘘をついてまで入れたがる」という、施設側の意見です。
グループホームを探す親は、子に重大な健康上の理由があることを隠して、「うちの子は健康で、なにも問題ありません」と押し付けるものだ、と警戒します。
だから、お姉ちゃんを連れずに、グループホームの「〇〇」を、相談支援専門員の〇〇さんと一緒に見学したとき、相手のサビ管は「本人を見せないのは失礼だ」と警戒感を露わに文句を言いました。
就業継続支援B型事業の「〇〇」でさえ、契約書に「健康上の申告を怠れば契約解除」と記載されています。
グループホームの新オーナーは医師なので、厳しくバイタルチェックしていることの理由は、そこにあると思えます。
〇〇で体調不良の利用者が受診をさせられずに亡くなったことを、世話人の〇〇さんから聞いたとき、サビ管の〇〇氏はなんて酷い人だろうと思いました。
この件は、「手をつなぐ親の会」で知っている人がいました。
あるグループホームの利用者が直腸がんで入院したが、治療できずに退院となりました。
ところがこのグループホームは受け入れを拒否しました。
そこで、他のグループホーム〇〇が引き受けたのです。
ただ2階に寝かされただけで、苦しんでいたわけですが、世話人はその事情を知らされていないので、「病院へ連れて行って!」と、何度もサビ管の〇〇氏に訴えました。
そうしているうちに亡くなりました。
これが真実です。
利用者が入院すれば、入院期間についてグループホームは点数が入らず収益減となる、という側面もあります。
親なきあと、入院しなくてはならない症状があっても、なかなか対応してもらえず、手遅れになってしまう、そういう事例が多いとは、グループホームラボなどのホームページにも掲載されています。
〇〇との契約時、
「お互いの信頼を欠けば長続きできなくなります。うちは、隠しごとをしていません。通院予定や、健康診断の結果も欠かさず出してますし、手製の連絡帳も作ってます」と説明しまし、「入居前、後藤さんからは、いまはスタっフ不足で通院の対応ができないと聞いてましたから、つまり、スタッフさんが足りれば対応してもらえると、そのとき同行していた相談員の〇〇さんも、そのように理解していましたが?」と、尋ねました。
新オーナーの〇〇氏は、鞄からシステム手帳を取り出して、ページをめくり、「2千円で対応します」と答えました。
「1時間あたりですか?」
「1回あたりです。当日中なら何時間かかっても2千円です」
グループホームを売却した〇〇は別会社なので、約束を反故にしたわけでなく、新たな提案でした。
もちろん、契約書に記載もなく、立ち合い人は、オーナー婦人で管理者の〇〇子さん、そしてお姉ちゃんだけ、その中での、口頭の発言です。
口約束は、法的に契約のひとつです。
いざ、親なきあとになってから、「そんなことは言ってません」と言われたら困ります。
法的な対抗策は、パパの手帳です。
日誌の、12月9日に、この件を書いておきました。
裁判所判断で、時系列の明確な日誌の記載は十分な証拠能力が認められます。
手帳は保険です。
相談支援専門員の〇〇さんにも伝えておきます。
このことを覚えていてください。