前回の続きですが、在英中から東南アジアでの就職を
目指して、就活をはじめたベリーでした。

就職先として候補に入れてみたのは、
シンガポール
マレーシア
タイ
フィリピン
ベトナム
インドネシア

の6カ国。

求人を見ていたのは下記サイト
World Post
http://www.worldpost.jp/
アジアの求人が充実していたのと、私が探していた
旅行業の求人が当時は結構あったので、事務職と
あわせて10件程度応募。
結構失礼な会社もあって、無反応なところも
イギリスで就活していたときに、無反応なところが
9割なのは普通だったので、まぁ気にしないといえば
気にしないけど、日本の会社は律儀に不採用通知を
出してくれるのが普通だと思ってた私は、がっかり

アジアdeオシゴト
http://www.asiadeoshigoto.com/
ここは今でもしょっちゅう覗いてる
国別に求人が分かれていたり、いつも条件のよさそうな
求人が載っているし、海外移住のポイントなども
記載されているので、参考になる

JACリクルートメント
http://www.jac-recruitment.jp/
↑は日本のサイト
イギリスにいたときに、出会った日本人の中でダントツで
評判が悪かった人材派遣会社だったんだけど、最後に
お世話になったマレーシア支社はものすごく面倒見がよく、
イギリスでの評判はなんだったんだろうか?!
担当者の方も、色々な案件を紹介してくれて、メリットだけでなく
デメリットもきちんとそれぞれ忌憚なく教えてくれたし、
就職に関係ない質問にも丁寧に答えてくれて、
大変お世話になりました
マレーシアだけでなく、タイにも支社があるそうで、もし
タイにも興味あるなら、タイ支社にもレジュメ(履歴書)を
渡してあげるよという提案もしてくれました

キャリアメディマレーシア
http://www.careermedi.com.my/indexj.asp
こちらもレスポンスが早く、質問にも丁寧に答えてくれました。
アフターフォローもしっかり。上記のJACもそうなんだけど、
びっくりしたのは、面接に派遣会社のスタッフが同行しないこと。
こちらの会社から紹介された案件はサイバージャヤという、
クアラルンプールから電車で20分くらいのところにある別都市で、
一人で行くのが心細かったのを覚えてる

Bridge
http://www.bridge-jp.net/
ここからも数社応募したけど、まったく反応なし。

そのほかに、上記6カ国の国にある旅行会社で求人広告を
出しているところに直接連絡を取って応募したのが数社。

面接するので都合よい日時を教えてくださいと連絡がきて、
返信してから音沙汰がないので、何度も連絡した挙句、
不採用になりましたといきなり連絡してきた日本の某大手
旅行会社のフィリピン支社とか、バンコクにある某日系
旅行会社は、webサイトに求人を載せていたので応募したら、
「システムの都合上いつも掲載されているだけで、現在
募集していません」という、不思議な回答がきたり、
今思うと「え?!」ってことがたくさんあったなぁ笑

上記を駆使して、就活に励んだわけですが、仕事を
選ぶにあたっていくつか自分の中でポイントがあった
・月5万円程度貯金できること
 貯金できないんだったら海外就職する意味がない

・年に一度日本に帰れること
 有給はもちろん、帰国費用が会社から出るもしくは、
 年に一度帰国できるくらい貯金ができること

・ボーナスが出ること
 東南アジアで就職すると、よっぽどでないかぎり、
 日本の給与と同水準でもらうことは難しい。
 せめてボーナスが出てくれないと・・・

・週休二日であること
 週一日しかお休みがないと、一日家事をして終わってしまって、
 自分の趣味を楽しんだり、ゆっくりしたりする時間がない

そのほかにもいくつか条件があったんだけど、
細かい点は失念してしまった・・・


就活するにあたって、イギリスでCV(英文履歴書)の
書き方(テンプレート付)を買って勉強しました。
イギリス人の友達に英語をチェックしてもらって、
たいした履歴がないのに、華麗な履歴へと若干
脚色されました・・・笑

全部で、約20社くらい応募したと思う。
その中で、面接にいたったのが
たったの4社!!!!


はい、4社だけでも興味を持っていただけて光栄でした・・・


私の当初の計画では、イギリスから直接、もしくは数週間だけ
帰国して就職先に引っ越すつもりだったのですが、上記4社のうちの
1社のせいで、結局日本で5ヶ月も無駄に過ごすことになった・・・

詳細はまたのちほど・・・

引越しまであと1週間・・・。
今のコンドミニアムに引っ越してきてすでに1年半以上なのに、
まだunpackingしていないダンボールがある状態で、
すでに次の引越し・・・

何気にこの5年間で8度目の引越しです苦笑

今すんでいるコンドミニアムは、2LDKで
バスルームも2つあるし、ベッドルームから
ツインタワーが見えて眺めもよし

夜景




強いて言えば、若干建物が古いのと、
電車のノイズがうるさいところかな。

プール、ジム、24時間セキュリティ付です。
リビングルームもめっちゃ広くて、キッチンは
カウンターキッチンなのが気に入って入居を
決めたのに。

大家さんが変わることになり、新しい大家さんが
1月からここに住むらしく、私は引っ越すことに。

引越し先を色々と検討したんだけど、このエリアは、
徒歩圏内に3つの別の路線の駅があって、アクセスが
便利なので、このエリアで選ぶことに。
(っていっても選択肢あんまりないけど・・・

結局、去年できたばっかりのお隣のコンドミニアムに
引っ越すことに。今と家賃はかわらないんだけど、
スタジオタイプで広さが今の部屋の半分

でも、一人暮らしで2LDKってかなり広すぎて、
家を使いきれてない感があったり、掃除も
あまりできてなかったので、サイズダウンして
ちょうどいいのかなって思った。

さて荷造りといらないもの捨てたり、かれこれ
10日間がんばってるけど、なんか進まない・・・。

がんばれ自分!
そんなこんなで2009年に渡英。

渡英後は、元々日本でしていた仕事に戻りたいと思っていて、
スキルのブラッシュアップのため、専門学校に通う。


そこで色々トラブルがあったのですが、それは省略!

それがきっかけで、ある日本人と出会いました。
彼女は、日本の某大手新聞社のロンドン支部で働いている方。

そっか、学生ビザでも働けるのねーー!
ってことに気づき(2009年時点のことで、
その後変更されています)、早速、私も就活を始めることに。

元々旅行業界にいたので、旅行業界での仕事を
探していたのですが、うまく見つからず・・・。

そんなある日。↑でであった女性に、
「あ、そういえば、○○新聞社(別の日本の大手新聞社)の
ロンドン支部がスタッフ募集してたよ~応募してみたら?」と
言われて、あまり乗り気でないまま応募してみたら、
なんと、あっさり採用!!!笑
(後で知ったことだけど、なんと33倍もの倍率を切り抜けたこの強運!)

そこで2年間働いたわけですが・・・。
28歳の誕生日が近づくにつれ、焦りが・・・。


帰国のたびに、前の会社の元同期や先輩とご飯に
行ったりすると、皆社会で責任を持って仕事をして、
苦労しながらもすごい成長しているのを見て、
私ってなにやってるんだろ~
って、なんと言うか、皆に置いていかれる感。

それなりにイギリス生活はすっごい充実していて、
恋もして、友達もいっぱいできて、毎日家に帰れば、
親友兼フラットメイトがいて、緑に囲まれた綺麗なエリアで
毎日お散歩できて、時間に余裕があって、たまに
昼下がりカフェに行って勉強したり、テムズ川に行って
読書したり、仕事帰りに同僚とショッピングいったり、
映画いったり、日帰りで海外旅行行ったり・・・。

何にも不満はなかったはず。だけど、やっぱり
このままでいいんだろうか?!っていう思いが
日に日に大きくなっていった。

周りからも、ビザが切れたらどうするつもりなの~?
という何気ない質問に、明確な答えが返せない自分に
ショックを受けた。

思えば、このときまで、自分の人生で
何をすればいいのか、
何をしたいのかわからない

って悩むのが初めてだった。

その時々で、修正(好きな人を追って大学に入る・・・とかね笑)は
ちょいちょいあったけれど、ほぼいつも自分のやりたいことが
なんとなくあって、そのなんとなくにいつも直感的に従っていったら、
なぜかいつも、運よく思い通りに大学に入れて、留学できて、
就職できて・・・って。

まったくもって運のよいとしかいえない人生だったもんで。(;°皿°)
28を目の前にして、「何すればいいんだぁ~」。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
ってなってしまったワケ笑 (今思えば笑える)

その悩みがどれだけ深刻だったかというと、どんなストレスでも、
そのときまで27年間胃の痛みなんて味わったことのないこの私が、
胃の激痛で仕事中に倒れた!

何をそんなに悩んでいたのかって、イギリスに未練があったのだ。
ビザの規制が厳しくなった当時、自分の状況でワークパーミッドを
とるのはほぼ不可能で、ビザが切れる半年後にいったん帰国して
ワーホリでイギリスに戻るか、就活するか悩みに悩んだ。

歯がゆかったのが、ワーホリは抽選なので戻ってこれる保証がない。
保証がないことのために、あと半年就活しないのも無駄だし、
もし今就活して仕事が決まってしまったら、保証がないけどワーホリに
かけるか、仕事のチャンスを蹴るのか決めなきゃいけない。

そして何よりも、大好きな彼と離れることになってしまう。

その時に、私のデスクの目の前に座っていた速報の記者さんに、
「人生流されてみなよ、自分の思っても見なかった方向で
運が開けるもんだからさ」って励まされた。波乱万丈な人生を
送っている彼女の言葉に妙に納得し、「私就活してみる!」と
立ち直った。

そして、退職する旨を上司に伝えて、私の後任の子が
入ってきたわけです。

彼女、以前KLに住んでたらしく、
「KLめっちゃ住み心地いいですよぉ~
って仕事であうたびに言うし、

以前ペナンに住んでいた友達家族にも、
「べりーちゃんにマレーシア合うと思うよぉ~
「マレーシアもイギリス英語だし、とっつきやすいよぉ~
とか言われ続け、なんとなく
マレーシアいってみよっかってなったわけではなく、
とりあえず東南アジアいってみっかぁ~ってなった単純な私

イギリスの冬は寒くて、雨で、暗くて、じめぇ~っとして
陰鬱な雰囲気で、それに嫌気がさしていた夏女の私、
かわいいサマーワンピをたくさん買っても、涼しすぎて
なかなか着る機会のないイギリスの夏にがっかりしていた
夏女の私、
やっぱ常夏っしょ!
と結論(笑)

東南アジアを目指して就活することにするのでした

でも、心のそこでは、イギリスに未練タラタラで、
内定とワーホリビザ当選が同時にきて、それで選べたらいいのになぁ
なんて思っていたんだけど・・・。
(結局、また運よくこれが後々かなってしまうことになります



家族にも、
友達にも、
同僚にも、
クライアントにも、
恋人にも、

なぜマレーシアなの????!!!!

ってよく聞かれます&聞かれました

私の答えは、

なんか、そーゆー風に流されちゃったの!

です笑

なので、少しずつマレーシアに移住するまでの話を
綴ってみたいと思いマス

私のマレーシア移住計画を語るにはずせないのがイギリス。

は?!なぜいぎりす?!Σ(・ω・ノ)ノ!
って思われる方もいると思います。

逆に、私のイギリス時代を知っている人には、
マレーシア移住計画を知ったときに、
なーぜーマレーシアなんだ?!∑(゚Д゚)
とびっくり反応する人がめっちゃ多かった笑

さてさて、話は2009年に戻って・・・。

フィアンセが住むイギリスに引っ越すため、
仕事も辞めて、ビザもとって、荷物もまとめて、
イギリスで資格を取るための準備も完了して、
さぁいざ、渡英!ってとこで、
破局( ̄∇ ̄+)

切り出したのは私ですが、結構大きな決断でしたね。。。
約4年付き合っていたので、よく考えて決めた結果、
不安を抱えたまま結婚できないっ!と思って、すでに
結婚費用も一緒にためて、フィアンセのご両親に住む場所まで
用意してもらっていて、色々準備していたのに、仕事も辞めたのに・・・
という状況だったのに、破談にさせていただきました。

自分の決定なのに、この後1年間くらいウダウダ引きずった私ですが(ノ_-。)

それはそうと、別れた後、私はどう思ったかというと、
「せっかく仕事も辞めたし、ビザも取っちゃったし、貯めたお金で
イギリスで1年遊んでくるかぁ~」
っていう呑気なもので(笑)

実は、卒業後に入った会社が残業が多い激務で、相当疲労困憊して、
睡眠障害で通院していた時だったので、人生で1年くらい休んだって
罰はあたらないだろうという考えと、残業代(&それを散在する時間が
なかった・・・笑)がたまって相当な金額になっていたので、失恋を
いやすために、ぱぁ~っと使ってしまおうという、今思えば
相当おバカな考えで渡英したのでした。

それが2009年前半・・・。




2012年にひょんなことからマレーシアに就職したベリーです。

漠然と東南アジアに移住しようと思っていたのに、深く考える間もなく、
クアラルンプールに引越してきてしまい、少しずつ後悔しながら、
少しずつ自分の決定に納得しながら、少しずつ楽しめるようになってきて、
少しずつマレーシアが嫌いになっていっている複雑な心境。

マレーシアに引っ越すことになったきっかけと、趣味の旅行、
ダイビングなど気ままにつづっていきたいと思います

どうぞよろしくお願いします