病院から | 兄ちゃんの肉腫

兄ちゃんの肉腫

男の子二人のシングルママです。
2014年に長男が粘液性繊維肉腫になり、闘病していました。現在は退院して外来で経過観察中です。

早朝姉の元に電話がありました。
痛みを酷く訴えたので、モルヒネ投与し、もしかしたら危ないと。
正直私は、それを聞いてもどうしたら良いか解らなかった。一目散に病院へ駆けつける考えが思い付かなくて、子供はどうしよう、仕事も有給が無いから欠勤になっちゃうし、バイトもラストやる人が欠員だと迷惑かかる、なんて親不孝なこと考えてしまいました。
とりあえず姉が様子を見に直ぐ行ってくれて、私は、連絡待ちになりました。母も、そのあと駆けつけた様子。

複雑な気持ちで出勤したけどやはり気になり、LINEで姉と連絡していましたが、容態は安定した様子。熟睡出来ないから、怖い夢を見るみたいで、処刑される、等言っていたらしい。
容態は安定したがやはり気になるので、仕事が落ち着いた午後に早退して病院へ。
心電図簡易モニターがつけられていました。意識もしっかりしていて、水が飲みたいって。冷たい水を美味しそうに飲んだ。やはり飲み込みが弱いけど、まだ口から飲めるじゃん!手も握ると握り返してくれた!力あるじゃん!吸い飲みに先に水じゃなく梅ジュースが入っていて、飲ませたら、味が違う~って即答。味覚もはっきりしてるよ!


新しい主治医が来たようで、モルヒネはまだ常用しない、腹水排出等緩和に更に力を入れると言っていたそうです。大きい声でハキハキ父に話しかけてくれたそうです。

看護師の質はイマイチですが。


容態からして、先に書いた事からしたら頑張ってほしい気持ちと、もう食べ物が食べられないので、頑張らなくて良いかもって気持ちと絡まってる。どちらとも正直言えない。
親不孝な冷たい娘だなぁ…

気の利いた言葉もかけてやれず。

情けない。情けなさ過ぎる。