彼が家にきたとき、くだらない賞状みつかっちゃったわw
小中高って、文集ってあったでしょ?
県とか地域の。
あたし、唯一の自慢といえばそれだけwww
小1から高3まで文集に出品する作品に選ばれてることw
この日記からは想像も出来ないわねw
高校は、せまい地域のだったけど(市のやつ)
それ以外は、県とか関東のに出品して掲載されてんのよ(゜q゜)
その賞状はね、特別な作品だから母親が飾ってたの。
宮城県の文集に出したものなんだけど・・・
宿題で、運動会の感想文を書かされたわけですよ。
あたし鼓笛隊に入ってて、初のお披露目だったから緊張してたの。
ワクワクもしてたの。練習が無駄に厳しかったもんで。
ちなみにアコーディオンやってました。
なのにね、当日は鼓笛隊のマーチングから雨が!!!
マジでか!!!!!
でも、続行されました。
晴天のしたで格好良く演奏する自分を想像してたりもしたわけで
これは予想外で凹んだ・・・・しかもねぇ、アコーディオンに水は敵!
普通にしてても重い鍵盤が更に重い。
しかも手が離せないもんだから、雨が目にはいってもぬぐえないw
ピンチすぎだよw 音も出にくいしwww
観客席も荷物とかまとめるのに必死で、あんま見てないしねw
ちょっと悲しかったですわ・・・えぇ。
完全に、珍問屋っぽいじゃんw
しかしね。
ラストスパートになったら、父兄たちもタオルとかかぶりながら
応援してくれてるのがわかって、凹んでる場合じゃないわ!と
一生懸命やりました。
拍手も聴こえてきて、この雨と演奏の音と拍手と応援の声と
全てがあたしの中で「1つの景色」になって、演奏してるのに
頭の中では、色んな画が出てきて言葉に変換されていってましたw
そういうときって、静かなのよ。頭の中。
歓声だけ、とか演奏の音だけ・・・とか単体で聴こえてます。
雨の音と歓声と、目に入る雨をぬぐうことができないで見た
ぐちゃぐちゃな景色の中に、すっごい厳しかった先生が満面の笑みで
拍手してるのが見えたときにスイッチオンですわwww
もう。ばぁぁぁぁぁぁっと文章が頭の中に出来上がって
帰る頃には、あたしってば泣いてたねwwww
そのときのこと、思い出しながら作文書いてたんだけど
どうしても忠実に自分の見えた景色、色、音、温度を
伝えなければ気がすまない子供だったのよwwwww(厄介ねw
何回も何回も書き直して、見えたものや聴こえた音を
書きまくりました。
やはりね、最後に見えた先生の笑顔がとても大きくて
それをタイトルにつける事にしました。
それも、素直にあのとき思った、心で表現したものをそのまま。
比喩が得意だったのよw
運動会の一部だからさ、賞もなにもないんだけど
そんなのより、もっと大きなものを感じたですよ。
先生の笑顔に。
形あるものが、全ての証ではないと覚えた瞬間だったはずw
先生が、皆を自習にさせて作文を添削してたんだけど・・・
あたしの読んで泣いちゃってたわwwww
で、文集に出そう!と。
学年の先生の前でも読まされたよ。
やっぱ皆して泣いちゃってたよwwww
ただね、出品規定の文字数に足りないので文章をたしてくれ
といわれて、断固拒否。
担任も必死だったっぽい。家に電話きたしw
なんてナマイキな小学生なのwww
放課後に、職員室に呼ばれていったら
「未来の小説家がきましたよ」って学年主任にいわれて
激しくイラっとしたことがあったん(そういう年頃さ←謎すぎ
あのメガネヤロウ!!!(暴言w
仕方がないので、文章つけたしたらさ
なんか気持ちがもう、そこにないわけだし・・・(´Д`)
思ったこと意外のことを付け足せないしで
自分的にはイマイチになっちゃったのさ。
それで地区の文集を突破しても嬉しくなかったわけで・・・
ムカつく子供なんだけどさw あたし、集会で表彰されたくなくて
先生に断ったんですものwwww
「貰いたくありません(-з-)」
ってwwww やだわー いやなガキだわぁw
そしたら、また学年主任が・・・
「物書きになる子は少し感性が違うから」とか・・・・
おい!そこのメガネ!誰が物書きになるって言った!!!
(いや、この頃からライターにはなりたかったがw)
本人の意思じゃないのに、勝手に県の文集にだされて
見事に通っちゃったよ・・・
当━━━(゚∀゚)━━━選!!!(当たってない
全校朝礼で読まされたよ、あたし。
それは拒否できなかったんだ・・・大好きな先生に言われたし。
なんかもう、関係ない学年の先生とか泣いてるのが
あまりに胡散臭くて、子供心にしらけたのねw
素直に、嬉しいと思えなかったわけさ・・・・。
泣くなよ・・・と。
でもね、イチバン泣いてたのは母親だったわ。
嬉しかったようね。
あんまり感情を外に出す子じゃなかったのでね。
「あんなこと思ってたんだ・・・すごいね」って
言ってくれたときは、あたしも泣きそうだったけどね。
そのとき、はじめてあの作文が好きになれたよ。
なんかね、今でも学校に飾ってあるらしい。
卒業生の作品集のケースのところに。
あのとき、泣いてくれてた先生に
今は感謝ですよ。
嬉しいって思わなかったら、あたし
たぶんライターになりたい気持ち、あんなに強くなかったもん。
手を届かせてくれたのは、あのときの先生の笑顔と
泣いた顔だったんだわ。
彼にはね、タイトルが「芸人の名前みたいw」って笑われちゃったんだけどw
それでいいわw
感動されたり、笑われたり・・・あたしの書いた文字で
1つでも感情が生まれてくれるなんて素敵なことだわよ。
今ではもう、そんな文章もかけないなぁ。
感性がダメだし。
何よりも、言葉を知りすぎてるせいね。
文法とかが邪魔するの。
それをきちんと使えて、人を感動させられるんだから
やっぱ作家ってすごいね。