22日、東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は1万1443人だった。先週火曜日(1万5525人)から4082人減った。重症者は前日から変わらずの82人。

感染が確認されたのは10歳未満から100歳以上までの1万1443人で、この中には検査を実施せず医師の判断により臨床診断された特例疑似症患者498人を含むという。年代別では、10歳未満が最も多い2136人、次いで40代が1937人、30代が1734人、20代が1566人などで、65歳以上の高齢者は1126人だった。

新たな感染者のうち少なくとも5281人はワクチンを2回接種していて、1回接種が67人、接種なしが3228人、不明が2867人だった。

直近7日間の1日あたりの平均は1万4003.3人で、前週比で92.0%。これが2万4000人を超えると、都は社会経済活動に影響があるとしている。

新型コロナ患者用病床の使用率は、きょう時点で58.0%(4123人/7109床)。30%から40%に達した場合などに国に緊急事態宣言の要請を検討する目安としているオミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は、前日時点で36.1%(271人/750床)だった(どちらも分母は最大確保見込数)。

また、10代の女性と50代から90代の男女、合わせて25人の死亡が確認された。