モンハンライズをやっていると加工屋は裁縫技術も優れているのではないかと思い、こんなことが頭に浮かびました。
裁縫箱の中の全ての道具をうまく使えばすごいトリック作れるのではないかと言う疑問です。
裁縫道具には糸、はさみ、定規、沢山の針、針山、糸通しなど沢山あります。うまく整理して入れないと全て入らないぐらいの内容物がコンパクトに収納されています。
簡単には思いつかないようにブラフも交えながら
全部うまく使えば推理小説みたいなスマートなトリックぐらいなら作れるのではないでしょうか。
さっそく師匠に聞いてみると意外な答えが待っていました。師匠によると裁縫セットはピタゴラスイッチすらできない、無名のストリートプレイヤーの集まりにすぎないと言っていました。あいつらは個人個人のポテンシャルは高いが競合相手には歯が立たない弱小チームだ。と断言していました。
僕はその言葉を聞いてショックを受けたと同時に、師匠に初めて口ごたえしてしまいました。
「テメェ何言ってんだ。ハゲやがってこのじじいが。テメぇの金玉引っこ抜いて針山にしてやろうか。」と。
悔しくて僕は裁縫箱を使ってピタゴラスイッチを作ろうと思いました。ですがひとつひとつのパーツが強すぎてあれもやりたいこれもやりたいと色々浮かんでくるもののメインとしてしか活躍できないものばかりです。
ここで僕は初めて裏方というものの大切さに気づきました。
僕は師匠に許しを乞いに謝りに行きました。師匠は僕を寛大に受け入れて習字セットを渡してきました。
でも僕は裁縫箱をもっといいチームにしたい、そんな思いを師匠に打ち明けて裁縫箱を抱きながら家に帰りました。
後日、僕は父親がすごいロン毛だったという裁縫箱をフェイクとして使ったトリックを師匠に提出しました。