激震災害から2年。 | 小さな花屋のお花日記

小さな花屋のお花日記

お花のことプラスアルファで気ままに書きます

 

 

~前震が起きたこの時刻に投稿します~

 

 

最大震度7を2度も経験した未曾有の熊本地震から丸2年。

もう2年というよりまだ2年しか経っていない感じかな…

お客様との会話も最近は

「2年ですねー。その後どうですか?前進してますか?」

という会話が多いです。

 

この時期だけは全国的にまたニュースで取り上げられるので、他県民の方は

「あ~~そうだった。」という感じかもしれませんね。

現地で暮らすものとしては日々目に触れるものが地震後の爪痕なので

実際「まだまだ」という感覚です。

 

本震で震度7クラスだったこの辺りは平屋の新しい家も随分増えましたが

基礎だけ出来て放置された場所があちこちにあります。。。

職人さん不足でなかなか順番が回ってこないのです。

 

でも基礎だけ打っておかないと、施主さんが少しでも早く建ててくれる他社に逃げてしまうので

理不尽なのですが皆我慢してその状況を受け入れています。

 

 

↑お隣さんち。

「本当は3月に出来る予定だったのに、6月になって…今度は9月になるって言い出した!」とご立腹。

そりゃ怒りたくもなる。 鉄筋錆びてるしがーん

と思っていたら

数日前に鉄筋が綺麗に撤去されていました。。。

やり直しなのかな?それとも何かトラブル?
お隣のおばちゃんは、みなし仮設暮らしなので詳細はまだ聞くことができません。

 

 

実家も6月末の予定から8月末…もしかしたら9月にずれ込むかも・・・

って事で母は仮設利用を9月まで延期してもらいました。

祖母は『仮設は地獄』と言って、デイサービスに泊まりたがります。

おトイレも何もかも車椅子仕様ではないので生活ができないのです。

 

 

実家は、昨日上棟式でした。

私は仕事で行けなかったけど、ここにやっと柱が立ち上がりました。

今日は雨なので柱にシートが掛かっているみたいなのでまた近く様子を見に行こうかと。

 

先日100歳になった祖母を少しでも早く我が家へ、と思うのですが・・・

家を建てれる技術は私にはないので、見守るしかできません。​​

実家のみんながホッと出来る空間が戻ってくるのが待たれます。

 

 

 

仮設住宅が立ち並ぶ近所の公園でこんなものを見つけました。

災い転じて、熊本は確実に防災レベルも意識も高くなったと思います。

 

 

関連死含む死者数 264人(認定されている人だけです。親戚も含まれます。)

全半壊の家屋4万3千棟(実家、親戚、友人宅…知り合いだけでも数えられません)
現在の応急仮設暮らしの人数 約3万8千112人

(祖母と母も含まれます。弟夫婦は自力でのアパート暮らしなので、なんの保証もありません)

余震回数4,300回超え

(余震のストレスが身体に及ぼす悪影響は経験した者にしかわかりません。

真剣に『いつ死んでもおかしくないな。』と思うほどのものです。

持病の悪化により入院中の方もまだまだ沢山おられます)

 

 

先日は島根で震度5強の地震、今日明け方には北海道で震度5弱の地震・・・

TVで流れる定点カメラの映像が目に入るとフラッシュバックして気分が悪くなるので

映像は観ていませんが、現地の皆さんは大きなストレスを受けられた事と思います。

余震が少ないのが幸いですが油断せずに、しっかり防災して欲しいと願います。

 

地震大国日本。

「明日は我が身」の突然の災害。

皆様も今一度避難グッズ等見直しておいてくださいね。

 

 

雨の熊本ですが、『揺れない』1日に心の底から感謝です。

そしてこれまでにお亡くなりになられた方に心からの哀悼の意を捧げます☆