テニスを始めたのは、たしか29歳くらい・・・。
30歳目前にこれという趣味がなかった私に、「趣味はいいよ」と異性の親友が言いました。
別に趣味がなくても不便なことないし、お金かからないし、だらっと過ごすことが
ストレス発散にもつながってたから、「そうだね」と軽く聞き流していました。
でも、同じようなことをまた言われた時に
なんだか腹がたって「趣味くらい作ったるわ」的な気持ちが芽生えました。
怒りとは違って、どこか自分の中でも趣味が欲しいと思っていたんだと思います。
それで、その火がついたのです。
もともと興味のある芸術的な分野「水墨画」、好きな音楽の「ゴスペル」、全然興味の無いスポーツ分野「?」にまとが絞られました。
そんな時、会社の仕事仲間がテニス経験者でお試しレッスンを受ける受けないという話で、私的にはテニスのイメージは「チャラチャラした学生が男女の出会いのためにする遊び」もしくは「自分をかっこいい、かわいいと思っている人がする遊び」という偏見の目でしか見ていなかったのですが、これまた不思議なもので
その時に限って、私もお試しでテニスがしてみたくなったのです。
きっと、テニスしてみたかった欲求がどこかにあったからなんだと思います。
ただ、それがその時は自然に素直に出せたのです。
きっと、「趣味くらい作ったるわ」が「これまでにない自分」を出せる原動力になったのだと思います。
それで、お試しレッスンを受けてから・・・
あっという間に9年。テニス大好き人間になってしまったのです。
あと、そのテニスを通して旦那さまを見つけてしまったのです。
「チャラチャラ・・・」のくだりは我が身をもってその通りにしてしまったのです。(笑)
はじまり、はじまり。