こんにちは
獣医師の加藤です。
やっと暖かく、過ごしやすい陽気になってきました。
お散歩が楽しくなる時期ですね!
と同時に、いろいろと予防が始まる時期でもあり、わんちゃんにとっては何かと慌ただしい時期でもあります!
予防はとっても大事ですよ~☆ ということで、今回は犬の乳腺腫瘍の予防についてお話しいたします。
犬の乳腺腫瘍の予防方法は、なんといっても早期の避妊手術が有効となります。女性ホルモンの影響を受け続けることにより〝しこり"ができやすくなります。
初回発情の前に避妊手術を行った場合、まず乳腺腫瘍になりません。
1回だけ発情がきたあとに避妊手術をした場合の予防効果は95%、
2回きたあとだと90%、3回以降は70%程とされています。
(それ以降の避妊手術は予防効果なしとされていましたが最近の論文では、高齢犬においても50%程度の予防効果が確認されています。)
次に、『50%‐50%‐50%ルール』 という言葉をご存知でしょうか?
犬の乳腺腫瘍の50%が良性で、残りの50%が悪性とされており、
50%の悪性乳腺腫瘍のさらに50%が転移を起こしやすい極悪の
がんだといわれています。
つまり、乳腺腫瘍の25%は手術や抗がん剤など、あらゆる手を尽くしても救うことができない、進行の早い恐ろしいがんである可能性があるのです。このことから、いかに予防が大事であるか分かると思います。
中には、避妊手術を考えてたけどタイミングを逃して、もう若い時期を逃しちゃったよ~、という方もいらっしゃると思います。
しかし、言い換えれば75%の子は早期に治療することにより、救える可能性が高いのです。
ぜひ、日々のスキンシップのついでに乳腺のしこりをチェックしてあげてください♪
何事も予防が肝心♪早期発見・早期治療が大事です☆
万が一、胸にしこりを見つけた場合、なるべく早く受診してくださいね。
では、次回も腫瘍科ブログをお楽しみに!
PS. 先日、待望の第一子が生まれ、パパになりました。
目元が僕に似ているらしいのですが、みんなカワイイカワイイと言ってくれています。もしかしてだけど~、それって遠回しに僕のことをカワイイと言ってるんじゃないの~♪
それにしても赤ちゃんってかわいいですよね☆






