「ジャーのスイッチを忘れてもうたから今日は外食や」

タマコはベージュのパンタロンを穿いて、赤のクロックスを履いた

「安土かな?」と敢えて訊くと

「是非に及ばずや」


「な、旨かったやろ」

タマコが呵呵と笑うので、僕は「うん」と云った