アレクサを買った

すると途端にタマコが

「いやらしい」と云った




僕は今夜こそシンディと 懇ろになれる

間接照明がいい塩梅だった

さぁ、そろそろシンディが風呂から上がるころだ

「アレクサ、ここはひとつ飛びっきりムーディーなBGMを流してくれるかな」

すると白いボディをしたアレクサは

少しの間をおいて

こう歌い出した

「ちゃらちゃっちゃっちゃららぁー♪」

ってね

こんなアレクサがいたら、きっとやれるよね

僕がタマコにそう云うと

「あっそう、だから何?」

と彼女は云った


そう、この娘がシンディさん