大晦日から新年にかけて、各寺院では鐘を108回つく
と言う習わしあります
108は煩悩の数を意味し、一つつくごとに煩悩が
消えるとされています。
仏教では、人間から煩悩が消え去ると、悟りの境地に
達すると考えられています。
では、煩悩の数が108に決められたのは何故
いろんな説がありますが・・・
有名なところでは、煩悩の原因となる「四苦八苦」を
49と89と数字に変えて掛け合わせた。
4×9=36、 8×9=72 36+72=108 となる。
他には、
人間の五感に「心」を足した6つの感覚を考える。
6つの感覚は好・悪・普通の3種
汚れている・清らかの2つに分かれ
また、過去・現在・未来の3つの時間で続く
これを掛け合わせる
6×3×2×3=108 となる。
・・・らしい
他にも説があるらしいが、煩悩を消し去ることが難しいゆえ
除夜の鐘に、長蛇の列が並ぶのだろうか・・・