私の現在の主治医は心臓の専門のお医者さんです。

 

なぜ突然心臓病に?あれから何があったの?

 

そうなんです!私もまさか自分が心臓病で体調が悪いとは思ってもいませんでした。なんの自覚症状もなく・・・心臓が痛いとか苦しいとか動悸がするとかそういう症状は一切なかったのです。

 

しかし、苦しみはある日突然やってきました。ある日突然・・・激しい嘔吐と腹痛に見舞われ、その後気管支炎のような症状が出始めたのです。気管支炎くらいだったら、医者に変な薬を飲まされて余計に体内細菌のバランスをくずしてしまうよりは自分で治してしまった方が安全なので、いつもの通りハーブと乳酸菌や食べ物&ビタミン・ミネラルとプロポリスと波動療法で治療を始めたのですが、症状はどんどん悪化していき、血痰まで出てくるようになってしまいました。

ついに、流石の私も観念して例のいつもの駆け込み寺へ・・・

 

しかし、そこで言われたのは・・・「どこにも何も異常はありません。血液検査の結果も何も異状は見付かりませんでした。肺の音も異状はありません。原因不明です。処置の施しようがありませんのでお帰りください。」

 

息も苦しく、痰が絡まってせき込んでしまい、寝ると胸が圧迫されて痛くてくるしいのにも拘わらず、「処置のしようがない」なんて!!!

これだけの症状を訴えているのに、医師は「何の薬が欲しいですか?」なんてとんでもないことをの賜りました!

「はぁ~???」「私が医者に何が必要かを教えてあげないと薬も処方できないんですか???」

今でもこの場面を思い出すとそれこそ「腸が煮えくり返る」気分に襲われます。

 

その後2,3週間苦しみに苦しんで色々試しましたが、一向に良くならず症状は増々悪化し、歩くだけでも息が絶え絶えになってきたので、再び例の海辺の某順◎堂大学病院へ駆け込んだのですが、またもや

「どこにも何も異常はありません。血液検査の結果も何も異状は見付かりませんでした。肺の音も異状はありません。原因不明です。処置の施しようがありませんのでお帰りください。気管支拡張の音も聞こえません。きれいな呼吸音ですからレントゲンを撮っても無駄でしょう。」

 

その時は私もこの駆け込み寺の救急救命医達が全くの能無し連中の寄せ集めだとは思ってもみなかったので「なにも異常がなくてよかった。結局自分で免疫力を高めて炎症を抑えるしかないっていうことなのね。」なんて妙に納得して帰宅したのです。

 

しかし・・・その後一日ずつ容体が劇的に悪化の一途をたどり、ついにトイレに起き上がるだけでも息も絶え絶えに・・・こんな苦しみを味わうくらいだったらいっそのこと死んでしまいたい・・・息をしたくてもできない・・・炎症も、何をしても一向に引いていかない・・・意識も何となく薄れてきたような・・・このままでは危ないかも・・・息をしようにも苦しくて息が吸い込めない・・・・

一体どういうこと???

 

やっぱり、もう一度例の駆け込み寺に行くしかない・・・

 

しかし、やはり今回も3度目の正直とはならず・・・例によって何の薬も処置も必要ないなどととんでもないことを言い放たれたのです!

 

仏のごとく柔和な私も遂に

「これだけ苦しいのに、何もないはずないでしょ!ほかの病院へ転送してもらえませんか!」

「でも、提携している病院がないので・・・」

「はぁ~???じゃあ、転送できないのならば紹介してもらえませんか?」

「そう言われましても・・・」

「どういうことですか!これだけ苦しいのに≪何も異状はない≫ですか!そんなはずあり得ないでしょう!息も出来ないし、胸が圧迫されて痛いんですよ!ちょっとおかしいんじゃありませんか!これでもう3回目ですから、私もこのまま引き下がるわけにはいきません!」

 

なんていう問答を繰り返しているうちに本当に≪もう死んでしまいたい・・・≫というくらい苦しくなり、意識も薄らいできました・・・

多分少しの間意識が飛んでしまっていたと思うのですが、ふと目を開けると目の前に点滴棒をガンと突き立ててまるで仁王様のように怒りむき出しにした医師が立っていました・・・

 

そして、「どうしたんですか!苦しいけど僕にもう一度最初から症状を説明してください!」っと・・・

「えぇ~~~そんな・・・もう、これ以上何度も何度も嫌です!息が苦しくて話もできません・・・死んでしまいたいです・・・」

「分かりました!じゃあ、大まかにでもいいですから!さっそく眼を見ましょう!頭の神経から来ているかもしれないからね!」とライトを当てながら眼球をのぞき込みました。

「うん。神経には異常はないようだね。」

「君たち下がって!僕が最初から全部検査し直すから!XYZとPQRとSSSとRRRを4本追加で用意して!」

 

「えっ!!!またですか!!!もう、体中針の穴だらけにされて痛いので嫌です!」

「じゃあ、鼠径部からとりましょう!」

「≪そ・け・い・ぶ≫ですか?≪そ・け・い・ぶ≫ってもしかして・・・」

「もう、そこしか採れる場所はありません!」

医師は、「そんなぁ~」と必死に抵抗する私を無理やり押さえつけて、無理やり引きずり降ろそうと・・・

 

私も負けじと必死に抵抗し・・・意地でも絶対に採って見せると意気込んでいる医師と力尽くの攻防戦を何分間か続けていたのですが・・・

(まるで、お風呂に無理やり入れられそうになって嫌がる猫の必死の足搔きを無理やり押さえ込みするご主人さまのように・・・こんな感じ・・・)

https://www.youtube.com/watch?v=DjOvWWucjpQ

 

そして、遂に医師は勝利の矛を手中に収め、ニンマリとしたのです!

「僕(ちゃん)の勝ちだよ!!!」

 

私は、自分のあまりにも無残で哀れな姿に涙が出てきました・・・

 

≪今日はここまで・・・では続きはまた・・・≫