白帯以前素人による「なんちゃってテコン島」 -3ページ目

白帯以前素人による「なんちゃってテコン島」

独習しているテコンドーや子育てその他感じた事等駄弁を色々書きます。

 ヘローです。


 今年ももう終りざんすね。


  年の終りと言えば、クリスマス。


ウチは24日にやぼ用があるんで、19日にささやかな


家族パーティーをやりました。





ま、パーティーと言っても、チキン食って、肉食って、


ケーキ食って、映画をDVDで観ただけですがね。


   来年小学3年生になる娘は、


まだサンタを信じてる模様なんでゲスよ。


だもんだから、


前々から24日用があるからウチには19日の夜、


サンタが来るよ、なんて言ってたんですがね、


その事を学校で友達に言ったみたいで、


そんでもって、


友達から「サンタは24日にしかこないよ!」と責められて、


しょぼくれて学校から帰ってきたりしてね、


カミさんから、


「余計な事を学校で言うんじゃないよ」とか、


諌められる一件もありました。



ウチの娘、寝る前にはサンタを迎える準備。


枕元に、手製のツリーの飾りをして。


   

     で、ご丁寧に、サンタに手紙までつけてね、


    


 


内容は、「3DCをください」なんて書いてあって、


「そりゃ、DCじゃなくてDSだろう」と


サンタに突っ込みを入れさせるサービス付き。


勿論、本人は無自覚に


間違えたんだろうけどね。


前から、散々、


「3DSは誕生日ね。クリスマスには来ないから」


と言ってあっても子供の夢は無限大ですよ。


 でも、親としてはこんな娘の姿に言いようのない


幸せを感じたりして、


改めて、「子供に感謝」というカンジ。



と何だか妙な気分にもなりやした。


 タイムリーにウチの19日クリスマスで観た映画も、


「34丁目の奇跡」。


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 娘は途中から観ないで遊びだして、息子も


途中寝そうになったりして、


映画のチョイスを間違えた感もありやしたがね、


あっしもカミさんも、


「いまいち」の感があったりもしましたが、


  ストーリーの根幹は、


「サンタを信じるか信じないか。信じる理由は何なのか」


と、ある意味人間の思想の本質を問うみたいな


テーマを掲げていて、


あっし的には、映画鑑賞した直後に


前述の娘の「行動」ですから、


妙に「後から感じ入った」次第ですわ。


 でもって、ついでに来年中学3年になる息子に


聞いてみたんですわ、


「ユーはいつまでサンタを信じてたか」って。


すると、「小学1年ぐらいまでじゃない」という返事。


  あっしも思い出せば、そんなカンジだったと意見の一致。


 でも、残念かどうか、息子の単独の時、


そして、娘が出来てからも去年までは、


こんな「カンジ」をウケなかったんですよ。


毎年同じ事やってるのにね。


 いや正直言っちゃうと、プレゼントで金は掛かるわ、


メンドくせえ行事だな、くらいにしか思ってなかったフシも。


  


ま、言ってしまえば、


 娘が今年初めて、サンタに手紙を書いたりしたことが、



 何だか「今年のあっしの心の琴線」に触れたっちゅう事、


だけなんでしょうがね。


 でもなんでそれが琴線に触れたのか、そのものの原因は


判らんですわ。


 「34丁目の奇跡」のお蔭?


それも実際はどうか、と。別に感動してないし。


それとも歳をとって、少し前よりメロウになっているのか。


  それはヤダなあ。


と、ここまで書いておいて、今回も相変わらず、


「どうでもいい」事書いてんな、と激しく自省。


  兎に角、


クリスマスは子供だけの祝日ではない、と。


クリスマスは親の為でもあるのか、と。



そんな事をアラ50になって初めて知った、と。


 しかも。子供がイイ歳まで成長してから知った、と。



 そういう次第にてアイ失礼。



 そんな「何だかとってもいいカンジ」のクリスマスを


初めて迎えて、


更に思う事は、来年の事なんですよ。


    来年はいい事あんでしょうか。



 いい事ありたい、と信じたいあっし。


 でも、「厳しい……厳しいだろうなあ……」としか、


思い浮かばないという現実が。


  そんな折に息子の一言。


「ねえ、いつまでクリスマスプレゼント、枕元に置くの。そんなん俺もいいよ、中学生なんだから」


 イラっとしたあっし、


「うるせえ! お前は来年からプレゼント、ナシ!」と一喝。


  それを見ていた娘が小さな声で一言。


「やっぱりパパがサンタだったの?」


  えっ、と振り返った時に娘の顔。


 随分と冷めた顔をしてました。


ええ、哀しそうな顔でなくて、なんかこう大人びた冷めた顔。



 ああ、来年もうウチにはサンタは来ないんだな、と


確信した一瞬でしたねん。


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  「子供って……お金掛かるよな。次は正月だし」


結局が薬局(死語)、終わらない日常が続くわけどす。



  来年も。


 でもせめて前を向いて堂々と生きたいもんです。


 皆様にも良いお年を。


ではでは。