朝いつもの通りに通勤
そして駅の入口で事件は起きた
通勤は地下鉄を使用している為、地下へと降りる入口から侵入し、女性専用以外の車両に搭乗する。と言う任務を遂行しなければならない
駅の入口にある程度近付くと、普段見掛けない人物が立っている。
肩からタスキをかけ、駅から出入りする人達に懸命に声をかけながら握手を求めていた。
音楽を聴いていたために、何を言っているのかは聞き取れなかったが、大方の予想はつく。
「後楽園じゃないけど、僕と握手!」
とでも叫んでいるのだろう。
自分も昔似たような事をやってたなぁ。
同士よ!自分も是非その握手の輪に入れてくれ!
利き腕の動作チェックを開始
爪の長さ:少し伸びているが、刺さるほどではないと判断
エネルギー(血液)チェック:血色も悪くない、エネルギーは存分に行き渡っている
寒さで若干動きが鈍いが、そこはテクニックでカバーだ。
さぁ、同士よ
存分に握手をしようじゃないか!
気合い十分で距離を詰める。
同士との距離が1㍍に縮まり、ついにその瞬間がきた!!
な………に…………
無視……だと…!?
ちゃんとスーツ着てるよ!
大人だよ!
僕とも握手してよ!
結局、彼とはそれっきり
あれから連絡もないわ
でも、私は待ち続けるの
電車のベルが鳴り止むまで……
そして駅の入口で事件は起きた
通勤は地下鉄を使用している為、地下へと降りる入口から侵入し、女性専用以外の車両に搭乗する。と言う任務を遂行しなければならない
駅の入口にある程度近付くと、普段見掛けない人物が立っている。
肩からタスキをかけ、駅から出入りする人達に懸命に声をかけながら握手を求めていた。
音楽を聴いていたために、何を言っているのかは聞き取れなかったが、大方の予想はつく。
「後楽園じゃないけど、僕と握手!」
とでも叫んでいるのだろう。
自分も昔似たような事をやってたなぁ。
同士よ!自分も是非その握手の輪に入れてくれ!
利き腕の動作チェックを開始
爪の長さ:少し伸びているが、刺さるほどではないと判断
エネルギー(血液)チェック:血色も悪くない、エネルギーは存分に行き渡っている
寒さで若干動きが鈍いが、そこはテクニックでカバーだ。
さぁ、同士よ
存分に握手をしようじゃないか!
気合い十分で距離を詰める。
同士との距離が1㍍に縮まり、ついにその瞬間がきた!!
な………に…………
無視……だと…!?
ちゃんとスーツ着てるよ!
大人だよ!
僕とも握手してよ!
結局、彼とはそれっきり
あれから連絡もないわ
でも、私は待ち続けるの
電車のベルが鳴り止むまで……




