こんにちは!
mama has a dreamの清水リサです。
明るい日常霊界話の時間がやってまいりました(^_^)
本日のプチ奇跡は、
2006年1月のエピソード、
「チワワ大脱走の奇跡」
をお送りします!
先日、うちで飼っているチワワの丸ちゃんがいなくなった。
その夜は、粗大ゴミを出すのに家のドアを開けっ放しにして作業していた。
どうやらその隙に外に飛び出したらしい。
誰もそのことに気づかず、
寝る前になって初めて丸ちゃんがいないのに気づいた。
飛び出してから気づくまでに、すでに2時間経過。
もう22時すぎている。
外は雪が積もっていて、尋常ではない寒さだった。
あわてて近所を探し回った。
お決まりの散歩コース、おばあちゃんの入院先、よく買い物に連れて行く生活雑貨屋・・・。
2時間以上は歩き回った。
体は冷え切っていた。
「そんな遠くへは行けないはずだ。もしかしたら、誰かが保護してくれてるかも知れない。」
最悪の事態を口にしないよう自分に言い聞かせ、とりあえず家に帰ることにした。
家に帰る途中、ふと左の視界の奥に、何か黒い影が見えた。
「犬?」
大通りから左に入った袋小路の中へ歩いていき、
私はその黒い影に近寄ってみた。
影の主は、黒いドーベルマンの置物だった。
それは、凝ったガーデニングをした一軒家の門の脇に置かれていた。
まるで生きている番犬のよう。
でも、なぜだか私を安心させた。
私はそのドーベルマンに聞いてみた。
「ねぇ、丸ちゃん知らない?」
もちろん、彼は答えない。
でもその家の前にいるとなぜか救われるような気がして、
しばらくの間その家の前で立ち尽くしていた。
「いるわけないよね、こんなところに。」
寒さも限界に達していたので、とりあえず家に帰ることにした。
警察にも届けたし、また明日にしよう。
最悪の事態にならないことを信じよう。
祈りながらその日は眠りについた。
翌朝、
丸ちゃんが見つかったと連絡が入った。
夜に雪の中でうずくまっていた丸ちゃんを、
近所の方が保護してくれたとのこと。
「あぁ~、よかった!!」
と、すぐさま引き取りに向かった。
電話のメモをたよりに、丸ちゃんを保護してくれた家を探した。
保護してくれた方のお名前は「岩崎さん」。
住所を頼りに、
「岩崎」という表札を探す。
「ここも違う。ここも違う。ここじゃない・・・」
すると、見覚えのある袋小路にたどり着いた。
ある一軒の家の前に来る。
動悸が激しくなってくる。
足元には黒いドーベルマンの置物が鎮座している。
「まさか・・・ね?」
と恐る恐る顔を上げ、表札を見る。
「IWASAKI」
「・・・・!!」
鳥肌がたった。
意味もなく辺りをキョロキョロ見回す。
明らかに挙動不審な私。
でも、住所も表札も間違いない。
「やっぱりここにいたんだ!!丸ちゃんが私を呼んでいたんだ!!」
呼び鈴を鳴らし、家の人が丸ちゃんを抱いて現れた。
感動の再会。
ひとしきりお礼を言い、実は昨日こちらの家の前でしばらくたたずんでいた、という話しをした。
するとその奥さんは、
「それって2時頃ですか?2時頃に急に吠えだしたんですよ。」
と言った。
「・・・・2時?」
・・・違うんですけど。
だって、私がここに来たのは2時ではなく、
12時頃ですから・・・。
そういえばあの時、丸ちゃんの鳴き声しなかったな・・・(泣)
奥さんの話によると、丸ちゃんは2時に吠えたとき以外は、終始爆睡していたらしい。
ってゆーか・・・
爆睡してる場合じゃないだろ!!
飼い主が家の前まで来たというのに!!
仮にもそこは他人ん家だし!!
一方通行の愛だと知りつつも、、、
そんなドライな丸ちゃんがやっぱり大好きなのでした♪
いま振り返ってみると、
あの時私を呼び止めてくれたのは、
丸ちゃんではなく、
あのドーベルマンの置物だったのではないかと思います
最後までお読み頂き、
ありがとうございました(^_^)
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