「それまでははっきりとクリアだった視界が、気がついたらぼんやりとしか見えなくなっていた」という経験をした人も意外と多いのではないでしょうか。私達の眼はカメラがピントを合わせるようなピント機能を持っていて、近くを見る時には対象物にピントを合わせ、遠くの景色を見る時には遠くにピントを合わせる事が出来ます。しかし、このピント機能が上手に機能しなくなると、視界がボンヤリぼやけてしまう症状が表われるようになります。
視界がぼやける症状は、近くは見えるのに遠くがぼやけてしまう場合、遠くははっきり見えるのに近くがぼやけてしまう場合、また、近くも遠くも両方ぼやけている場合とに分類する事ができます。
普段は視界がぼやけるなんて事はないという人でも、ずっとパソコンやテレビの画面を見続けていたり、目が疲れてきたりすると、近くは見えても遠くがボンヤリしてしまう症状が表れたりします。ピントフリーズ現象とも呼ばれるこの症状は、仮性近視や調節緊張と呼ばれる事もありますが、目を休めたり、近くばかりではなく遠くを見るように意識する事でピント機能を回復する事も可能です。
40代以降になると、近くの視界がぼやける「老眼」の症状が表われるようになります。老眼は加齢のためにレンズの役割をしている水晶体が硬くなってしまうために起きる現 象で、加齢が原因なので治療する事はできません。老眼鏡をつけたりして生活を工夫するのが一般的なようです。


