前回の記事を更新したところ、
いつになく、ボディワーク仲間達からリアクションがありまして
いつもありがとう。。。
その内容からすると、どうやら説明会参加者（わたしも含めて）が
？？？と感じている点と、みなさん共通した思いがあるようで・・・
正直、レポート後半を書くのが萎えそうにも思える情報も含まれていたのですが、
なぜか、俄然、続きを書きたい気持ちになりましたので、
引き続きいってみます！
レポート後半は、デモセッションの様子・感想です。
ノーカット版でいきますので、少しばかり長くなりそうですが
どうぞこのまま、お付き合いください。
さて、まずは、何はともあれ体験してみないことには！
ということで・・・
着衣のままマッサージテーブルに仰向けになります。
服を脱いで、全身オイルトリートメントというのも
うっとりと気持ちがよいものですが、
着衣のまま、気軽な感じで受けられるというのも
これまたいいもんです。
いずれにしても、
マッサージテーブルの上は、極楽極楽♪ なのです。
先生の手が、後頭部とおでこに触れています。
とくに圧が加えられているわけでもなく、
何かの手技を使って動かしているわけでもなく、
そっと、そこに触れている。といった感じです。
デモセッションの間、お話しをしていてもかまいませんよ。
ということでしたので、
見学しているみんなから、そしてわたしも、
気になったことを、思い思いに質問していきます。
ほんとに触れてるだけなんですか？
喋っててもいいんですか？
え？そんなに気軽な感じでいいんですか？
頭に手が添えられる。触れられる。
といった受け手としての感覚は
クラニオセイクラル（頭蓋仙骨療法）っぽいのかなぁ
なんてことを想像していましたが、
施術者は、ただ触れているだけだよ。
ということで・・・
？？？が続きます。
随分たっぷりと触れてもらったような気がします。
でも、時間にすると数分？だったのでしょうか？
身体がすっかりリラックスしてきました。
しばらくして、先生が頭から手を放し
わたしの足元のほうへと移動する気配を感じました。
そして、ちょうど土踏まずの辺りでしょうか？
足の裏の真ん中あたりに指が、ポン！と触れた瞬間
グワァーン！！と
頭のてっぺんから、足先へと、
身体のなかを何かが流れていくのを感じました。
ちょうど、詰まってしまった排水管にお水をザブンと流したら、
詰まっていた塊が、いっきにザザーン！と流れていくような
けっこう勢いのある感じです。
今、グワァーンってなりましたっ！グワァーンって！！
と、つい身を起こして報告してしまったぐらいに。
コレは想定外の出来事です。
頭だけかと思いきや、どうやら身体全体にも変化が起きているようです。
エネルギーはスペースが無ければ動かない。動けない。
どこかで聞いたこんな言葉が頭をよぎります。
そんな、ちょっと興奮気味なわたしに、
「これはまだ準備運動だから。」
と、先生がポツリとつぶやきました。
はっきりとは聞き取れませんでしたが、
どうやらまだ、本編には入っていないようだということがわかりました。
ほんとに？
もう、これだけで充分なんですけど。
なんて、思いましたが、
デモセッションは引き続き、掌のポイントを通って頭へと戻ってきました。
さて、ここからが本編です。
先程の、グワァーン！体験から一変して
とても静かな感覚が続いています。
その静かな感覚のなかにも、波があるようで
硬く無反応のように感じられる部分と、
柔らかくとても気持ちよいと感じる部分と、
指の触れているポイントによって微妙に何か違いがあるということでしょうか？
頭にある32ヶ所のポイントごとに、
そこに対応するキーワードがあるということで、
時折、ここは○○。ここは○○。と、先生の声がきこえます。
一度に何本かの指が、各ポイントに触れているので、
受け手としては、頭を優しく手で包まれているような感覚です。
アクセス・バーズの創始者は、これを癒しやヒーリングではなく、
あくまでツールだと言っている。
そんな説明も聞こえてきましたが、
実はわたし、
もう、途中から、細かいことはどうでもよくなってきました。
ただひたすら気持ちよい。
それだけで、充分です！
デモセッションが終わりました。
およそ20分程の時間でしたが、不思議と身体全体までリラックスしています。
マッサージテーブルから降りる時、
まるで身体までマッサージを受けた後のような、
瞑想をした後のような、
あのなんともいえない感覚になろうとは、正直思ってもいませんでした。
ビックリです。
半分、ポワ～ンとした意識のなかで、
ポラリティセラピー（人間の磁場の極性を利用してバランスを整えるホリスティック療法）にも、
なんだか似てますね。
鍼灸の経絡とか経穴とか、そういうのにも・・・
先生と、そんなやり取りをしながら、その余韻を味わいます。
そして、およそ2時間程の、説明会は終了です。
まだ、なんだかよくわからないけれど、
説明会へ参加する前までに感じていた抵抗は、
すっかり何処かへいってしまったようでした。
気軽な感じもいいかもね！
そんな風にすら思えてきます。
そして、帰り道のバスのなか、
ふと、ドレミの歌が頭に浮かびました。
ドーはドーナツのドー♪ ってアレです。
この “ドレミファソラシド”
歌ってと言われたら、きっと皆さんも、なんの疑いもなく
ドレミファソの音を口ずさむ事が出来るでしょう。
これ、ちょっと音名を日本のものにかえて、
“ハニホヘトイロハ” にしてみると、どうです？
あ、なんかちょっと聞いた事ある、でしょうか？
音にしてみると、これも “ドレミファソ・・・” と同じ音です。
ただ、その音の呼び方をかえただけです。
おまけにもひとつ
“ツェーデーエーエフゲー・・・” なんて言ったりしたらどうでしょう？
ふだんそんな言い方しないし、よく知らないよー。へんなのー。
かもしれませんが、
これもまた、同じ “ドレミファソ・・・” の音を表しています。
こんな感じで、
ちょっと聞いただけだと、まったく違うことを言っているようで
その音を鍵盤でたたけば、同じ音が鳴るように
あの、頭にある32ヶ所のポイントも
もしかして、もしかすると・・・
世の中にあるたくさんのボディワークやエネルギーワークたち、
手技もかわれば、流儀やら、名称やら、いろいろ違うように感じられるけれど、
実は、それぞれ根っこを辿っていったら、
おんなじところへ辿りついちゃうんじゃないかしら？
なんてことを、ぼんやりと思ったしだいです。
今のところ、まだ詳細はよくわかりませんが、
何はともあれ、おもしろい体験でした。
＊この画像は、遠華鏡でのぞいた女神山の空と木です。
ちょっと角度を変えると全く違った万華鏡模様が現れます。