先日のエサレン®マッサージ説明会でのこと。

 

まこちゃん先生のデモセッションをじっくりと観ながら、

大昔にもこんなことあったなぁ~ なんて、

ちょっと子供の頃を思い出したのです。

 

自分の大好きなことの、かっこいいお手本が目の前にあったら、

その一部始終を見逃すまいと、

ワクワクしながら、目を輝かせていたあの頃キラキラ

 

 

ボディワークと音楽。

このふたつは、今のわたしにとって、

無くてはならない大切なものなのですが。

 

一見、まったく違うように思えるこのふたつ、

実はとてもとても、共通点があるのです。

 

実際、お世話になったボディワークの先生方も、

その学びの過程や、そこに向き合う姿勢について、

時折、音楽を例えにお話しをしてくださいます。

 

ボディワークと音楽。

むふハート3 です。

 

 

 

 

さて、音楽とわたし。

 

はじまりは、幼稚園に通う前のちいさな頃、

ピアノとヴァイオリンという、ふたつの楽器を、

おもちゃのように遊ぶことからスタートします。

 

この音の鳴るものは、どんな仕組みでできているのか?

どんなところから、音が出てくるのか?

それはもう、毎日が大発見!の連続でした。

 

それからすこしして、その楽器についての基本を学ぶために、

レッスンに通うようになります。

 

まずは、ひとつの音をのばして、ロングトーンをひたすら続け、

次に、指を動かしての、音階練習です。

奇妙な音を発しながら、なんどもなんども続けます。

 

そうしていくうちに、短いフレーズが弾けるようになってきました。

そして、その短いフレーズを繋げてゆくと、

ちょっとした曲としてかたちになってきます。

 

照れ たーのーしーぃ

 

さらに進むと、そこへ抑揚をつけてみたり・・・

今まで、棒読みだった味気ない音に、なにやら色がついてきました。

 

こうなると、その楽器を弾く楽しさが、より倍増してきます。

 

 

ちょうどその頃、わたしの住む地元に、

小中学生を中心に構成される、ジュニアオーケストラが結成されました。

 

小学校中学年、ジュニアど真ん中のわたしも、

ラッキーなことに、入団の切符を手に入れました音符

 

それまでは、ひとりで楽しむ音楽でしたが、

ここで一気に、その楽しさを大勢の仲間達と分かち合うという、

新しい体験が待ち受ける、次なるステップへと移行します。

 

とはいえ、小学生と中学生、出来ることの幅が大きく違うわけで・・・

 

そこで!

当時、副団長としてご指導くださった先生が、

手書きのオリジナルの譜面を作成!!

幻の、第3ヴァイオリンというパートを設けてくださったのです。

 

通常オーケストラのヴァイオリンは、

主に旋律を奏でる第1ヴァイオリンと、

それを支えながらアンサンブル力を重要とする第2ヴァイオリンの、

ふたつのパートで構成されるところに、

プラスα!

 

ベートーヴェンも、モーツァルトも、ビックリですよ目

 

さて、この幻のパートの特徴はというと。

ひとつの音を伸ばす。

ときどき、それを刻む。

そしてメインは、ながーいお休み・・・

 

弾いてないんじゃん!爆  笑

 

って??

 

いえいえ、そんなこと言わないでください。

ちゃーんと、わたしたちも音楽の一部にかわりはなかったのです。

 

それよりなにより!

未来の正式なヴァイオリンパート予備軍として、

そこで、とっておきな体験をすることになるのです。

 

 

お兄さんやお姉さん達が、鳴らす音、

身体や呼吸をどんな風に使っていくと、

その音色が、どんな風に変化してゆくのか・・・

 

まったく違うかのように思える音やリズムを鳴らす、

ほかのパートの楽器の音と重なりあい、

“今” という瞬間を、

音楽というツールを使って、仲間達と共有することで、

そこに、どんな調和が生み出されるのか!

 

客席から演奏を、観、聴きするのでは味わえない貴重な体験を、

同じ空間で、それを肌で感じながら積み重ねることができたのです。

 

もちろん、当時ちびっコなわたしが、

そんな難しいことを考えていたかというと・・・

そうではないのですがおねがい

 

あの空間で、いつも体験していた、

ハートが拡がる感じ、なんともいえない至福の時間は、

今でもはっきり覚えていますハート5

 

・ ・ ・

 

ここまで、つらつらと書き連ねてみて、続きはまだまだありますが。

 

これ、全部、わたしのなかのボディワークと

全て重なる光景なのです。

 

・ ・ ・

 

そして、

当時より出来ることが増え、難しい曲も弾けるようになった今、

あの頃と同じような場所へ身をおいた時。

 

ちいさな頃のわたしのように、

その瞬間瞬間に好奇心をもって、周りを見渡しているのだろうか?

自分の役割に必死になるばかりで、ちゃんとほかの音が聴こえているのだろうか?

 

なんてことも思わされるわけです。

 

 

ああ・・・ またやられたぁ~びっくり

 

時々こんなふうに、ちいさな頃のわたしが、

いろんなことに気づかせてくれるのです。

 

 

「どお? 元気でやってるぅ?」

なんて、

茶目っ気たっぷりの顔をしながら・・・