- 世界木材図鑑/エイダン ウォーカー
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ギターのカタログや写真集を見るのも好きだが、木の図鑑を見るのも楽しい。木の図鑑の方は昔からのことではなくて、このブログを書き始めてから、木に関する面白そうな本はないかと思って探したものだ。あまりのんびり、じっくり目を通す時間はないけれど、たまにちょっとページをめくるだけでも面白い。
中身は以前紹介した木材活用ハンドブック と同様で、木目の写真と解説という内容だが、本書は結構サイズが大きく（A4の横幅をちょっとだけ広げたサイズで、木材活用ハンドブックの倍より少し大きいくらい）、ゆったりと見られる。
本書の総編集者はエイダン・ウォーカーという人だが、実は4名の共著者の中に木材活用ハンドブックの著者のニック・ギブス氏も入っていて、最初の方にある一般解説の中に一部全く同じ写真や図があったりもする。ただ、木の種類の選定については全く同じという訳ではなく、同じ木でも写真や解説は（木材活用ハンドブックとは）別だ（でないと意味がないが）。また、大判を生かして、本書にはそれぞれの木の生産地が世界地図上に示されていたり、木の特性がグラフになっていたりして、読んでいて（眺めていて？）より楽しいものになっている。
しかし世の中には、本当に色々な種類の木があるものだ。「ムフフ」という木があって、ちょっと笑ってしまった。ちなみに、名前の雰囲気とは違って、濃い色の重たい木の様だ。