社会の偏見や無知を乗り越えて茨城県高萩市長になるまでの半生を綴った感動の手記

ひとりぼっちの私が市長になった! [ 草間吉夫 ]
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筆者が幼少期を過ごした施設と、私自身が見学した施設は時代でしょうか、
雰囲気や仕組みが、より家庭に近いものに進化していると思うので、
そのまま今の施設に重ねて考える事はできなかったけれど、
外からみた施設の話や、養親の立場から考える書籍などの情報ではなく、
施設で育った体験者のリアルな体験や感情が伝わってきます。
施設で育つと経済観念が身に付かないという話しや、仕事が続かない自身を
『施設坊ちゃん』と表現していたり、結婚を考えているパートナーに、
生い立ちを告白できずに苦しむ様子からは、たくさんの苦労が見えてくる。
それでも、明るく前向きに人生を切り開いたく草津さんを、ただただリスペクト。
「福祉」とは自己実現であり、自己実現する事が「福祉」だとの言葉がささる。
福祉とはその人らしく生きること。その為に何が必要か。自助・共助・公助。
自助努力を怠らず、社会への参画を模索していきたいと思う一冊でした
