ギリシャ投票スタート | 為替予報士ロンロンのブログ

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結果は

日本時間

5:00 で50%開票

8:00 で90%開票

という事は窓明け必須なんですが
どういう結果になるのか世界中の
投資家は注目するんでしょうね。

Yes なら緊縮を飲むが延命される。
緊縮の内容も厳しいけど、、、

No ならEUからは見離されて路頭に迷う
預金封鎖され30%引かれる。

いずれにしても今までのツケが回ってきた。

はたまた、ドイツに上手い話を持ち込まれて
EUに加盟し多額の借金をさせられ見切られた。

色々な思いがあるのだろうけど

明日は、JUDGEMENT DAY


人間の心理に例えてこの投票を
シュミレーションしてみよう。

Yes 今より厳しい生活水準になるが援助は継続される。

No 100%の確率であなたの預金の30%がなくなり、援助もストップ自力で生きる道を選ぶ。

人間は、損に対しては理論的な決断が下せないのが
大多数です。

Yesの場合、いまでさえ借金を借金で返す泥沼状態。
それを、緊縮を受け入れてどうにか返済するには
数十年いや一生できないかも。  

Noの場合国にとっては多額の借金を超消しに
してしまえるので出直すことができ前途は暗いが
長期的な目で考えると明るいはず。

個人に置き換えると
自己破産するか、身を削って返済を継続するか。

少なくとも自分の知っているギリシャ人
は楽観的で物事を深く考えないけど、、、

怠ける口実とズル賢さは優れています。

だから NOを選んだ方が理論的。


今度は、もう少しマクロ的な側面から
シュミレーション。

オバマ、ドラギ、メルケル さんはいずれも
公にはEUを守りたいしギリシャには
残ってもらわないと困るんです。
離脱というシナリオはなく、ルールを
変えて残る形にします。  これが狩猟民族と
農耕民族のやり方の違い。

一方中国、ロシアは最近急にギリシャに
近寄って悪魔の囁きをしました。

そうこれは、ギリシャだけではなく
世界的な支配権の戦いでもあるのです。

力があるのは勿論、アメリカ、欧州側。

だから、それを裏手にとってチィプラスさんも
賭けに出た Noになれば交渉を有利に進められる
からですね。  しかしメルケルさんも賭けに出ています。
そんなハッタリは通用しませんよ。ってね。

こうなってくるといかなる手段を使ってでも YESに
持っていくのが力の在る者のやり方。

結果はいかに?