これからはズベレフ推しでいきたいと思います!! | 東京おば散歩

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気分を写す1shot+1型糖尿病備忘録

 

私がテニスにハマったのはごくごく最近のこと。

大坂なおみがセレナ・ウィリアムズ相手に全米オープンの決勝を闘った時からだ。

女子のテニスがこんなにパワフルなのか!と、ビックリしたのと、ゴリラのように怒りまくって吠えていた(ごめんなさい。いまではステキな選手に見えてます)セレナに、表情ひとつ変えず淡々と立ち向かった大坂と、勝っても「勝ってごめんなさい」なんてコメントする日本人っぽい優勝スピーチに、一気にやられてしまった。

 

それからグランドスラムは欠かさず観て、やっぱり男子の試合にも目を奪われた。

男子はフェデラー、ナダル、ジョコビッチの3強時代真っ只中。

そんななか長く続いてきた3強の壁を、近い将来、破るのは彼らじゃないのかと期待されたのが、メドベージェフ、ルブレフ、ズべレフ、チチパス、ティームら、next genと呼ばれた20歳前後の若者たちだった。

 

私のお気に入りはチチパスだった。

ギリシャ神話に出てくるような彫りの深いイケメンに長髪、スラリとした長身、かっこいいのにどこか不器用というか泥くさいというか、汗まみれで泥だらけになりながらボールを追いかける姿に心惹かれた。

イケメンというなら、ズべレフのほうが上とは思っていたが、美しすぎて近づき難いというか(近付ける訳もないのにね)、反発してしまうというか、なんというか。さらには、とっても美人のモデルの彼女が応援席にいつもいて、まるで絵のようなカップルで、それもなんとなーく面白くなかった。

勝手なもんだ 笑

 

しかし、ズべレフは強い。パワーテニスはチチパスも一緒だけれど、ズべレフのほうが一歩上なのかと思わせた。歳も1コくらいはズべレフのほうが上だったと思う。

だから、チチパス贔屓の私としては余計にズべレフが憎たらしかったというところもある。

しかも、ズべレフは案外、泣き虫なのだ。

去年かな? 準優勝した時に、コロナで家族と離れて1人で転戦しなければならずに辛かったと心情を吐露して涙ぐんだズべレフを、私は結構冷ややかに観ていた。

東京五輪で金メダル🥇を獲得した時も、なんだか少し悔しかった。

 

そんな私の勝手な思いを一気にひっくり返したのが、6月の全仏、ローランギャロスの準決勝だ。

3強の1人で、連覇を狙うクレイコートの王者・ナダルとの一戦は、後世まで語られ続けるに違いない熱戦だった。

1ゲーム1〜2分で終わることも多い中、どちらも一歩も引かずに5分、10分とゲームが続いて決着がつかない。1セット取るのに1時間以上かかって、これで5セットやったらどうなっちゃうの? と、ハラハラドキドキの展開だった。

 

ズべレフがこんなに粘るなんて。

こんなに諦めない強い精神力の選手だったなんて。

そんな感動もピークというところで、突然、ズべレフが足を滑らせ、捻って転倒。

試合はあっけない幕切れとなった。

転げ回って泣き叫ぶズべレフに、もう泣き虫だなんて言えない。

それほどギリギリまで走り、打ち続けたズべレフを観てきたからだ。

 

その日から一気にズべレフファンになっている。

まったくね。

 

そのズべレフが、なんと1型糖尿病だった。

一緒やん!!

しかも4歳で発病なんですと。

リブレもつけていないし、ポンプをつけている感じも見えない。どうやってコントロールしているのかわからないけれど、試合でアドレナリンが出まくって血糖が上がりまくる状況にもちゃんと対処できてたんだなぁと思うと、もう尊敬しかない。

しかも一試合、何時間もかかったりするんだよ。トイレットブレイクは短いし、休憩のときにインスリン打ったりもしてないし、もう謎だらけ。

 

そんなズべレフが今回初めて1型を公表。1型の子供たちのための財団を設立したそうだ。

 

 

 1型の治療を通じて2型の予防も、とあるけれど、ホント、1型になってみて、わたしも1型の血糖コントロールは2型の人にも参考になるよねぇと思うことが多かった。

 

こうなったらもうズべレフを全面的に支持します。

はい、私これからは、ズべレフいち推しでございます🤗

早く足首治して、楽天オープンは絶対来てね💕

 

そしてそして

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