平穏で退屈で幸せな日常
退屈だ。
なんだかとっても退屈なんだ。
アルミ箔玉なんて投げてもダメさ
全然、その気にならないよ。
つまんないっていうか……さ
はぁ~あぁぁぁ。つまんないなぁ。
電車に乗るのはイヤだけど
やっぱり田舎は楽しかったなぁ
とはいっても、田舎でもとくにどーって事件は起きなくて
唯一のトピックスといえは、はじめてミケと遭遇したことくらい……
あっ
(←ぷれこ)遭遇っていってもガラス越しだったけどね
二重サッシなんで、写真がわかりにくいんだけど
こいつ、ミケの雄
なんだゼ
なんだゼミケの雄って、すご~っく珍しいし貴重なんでしょ
折れ耳スコティッシュより珍しいのかな
どっちが珍しいかは比べようがないけど、
ミケ猫のオスは性染色体が3本なんだってよ
くまきちはXY、ミケの雄はXXY
まぁ、そんなことはボクにはどっちでもよくって
くまきち「もしかして、キミが噂のミケくんか?」
ミケ「誰だよ、おまえ……。それでも猫か? 耳はどうした?」
口の悪いヤツだっけど、ボクはとっても冷静で
尻尾が太くなることも全然なくて
しばらく睨み合っているうちに
ミケは退散していった 勝った
しっかし、でっかいお腹だね
ボクなんて、まだまだ太ってもOKだな
なんだと
ミケくん、尻尾も太すぎだ
そんなにボクが怖かったのかな
二重サッシに守られてただけなんじゃ?
あぁぁ、行っちゃったよ。もう少し遊びたかったのに
やだよ、夏の二の舞は
たしかに、去年の夏のボクは今よりもっとずっと、好戦的な猫だったかもしれない。
通り掛かったクロネコに飛び掛かって、組みついて、ケリケリを炸裂させたなんて
今になってみると自分でも別の猫の仕業なんじゃないかって思うこともある。
去勢したらすっかりおとなしくなったよね、やっぱりね。
だけど、あのころの強いボクもちょっとなつかしいんだよなァ……
許せ、くまきち。
この世知辛い現代社会で、ペッとして暮らすためには、
夏のくまきちでは凶暴すぎたのよ
まぁ、別にボクはどっちでもいいんだけどさ
エロいフミフミは全くしなくなったし
チッコテロなんて、誰のこと? って感じだし
いまごろになると、窓の外から女のコたちの香りが漂ってきたり
深夜になれば恋の絶叫が聞こえたりもするけど
それでなんとなく、ソワソワしちゃうこともなくなった。
うんうん、良い子になったよね。
退屈だけど平穏で、これが幸せってものなのかなって思ったりもするんだ。
1日が終われば真っ赤な夕日が沈んでいき
1月の終わりには30分くらい雪が降り
節分には豆をまき、着実に春に近づいているのを感じている。
ボクが登った田舎の梅のつぼみも、今ごろはもう少し
ふくらんでいるのかもしれないな
はぁ。眠くなりました。。。。おやすみなさい。















