わたしがマンションを買った理由⑦
きっかけはイタズラ電話
→前回まで
焦っている時は、何事も空回りしていて仕事もうまくいきません。
なんとなく、思うように人生が進んでいかなくなった気分でした。
そんな時、家にイタズラ電話がかかり始めました。
無言で切れるのですが、それが、しつこく何度も続きます。
外出中、留守電に30分おきに入っていたこともありました。
締め切り明けの早朝、寝入り鼻にかかる電話にはイラつきました。
実はその一年ほど前にも同じような無言電話がかかっていました。
まだ、ナンバーディスプレイのない時代。
NTTのイタズラ電話撃退サービスに申し込んだら、止まったので、
すっかり忘れていたのですが、それが再び始まったのかと思った瞬間
言い知れぬ恐怖が湧いてきました。
電話のかかり方が前回と似ています。
直感で同じ人なんじゃないかという気がしました。
1年経ってまた思い出すほど、執拗に
わたしを憎んでいる人がいるってこと?
いったいわたしは何をしたんだ?
相手が全く見えないというのは、気持ちの悪いものです。
仕事がら、徹夜になる日もあります。
当時は編集部に出向いて仕事をしていましたから、
疲れて帰って来て留守電の件数が30件などと表示されているとゾッとしたものです。
再生ボタンを押せば
ピーッ、ぶちっ……午前2時10分です
ピーッ、ぶちっ……午前2時21分です
ピーッ、ぶちっ………………この繰り返し。
同じ頃、マンションの前に置いていた自転車のタイヤの空気が
入れても入れても抜かれていたり、
自転車のライトを盗まれたり、夜中に屋上でガタガタ音がしたりと
なぜか気味の悪いことが続きました。
私の部屋は最上階だったので、子供がいたずらして
屋上に登ったんだろうと思いますが、
あまりにタイミングよく同時にいろいろイヤなことが起きたので、
余計な想像力まで働いて、どんどん怖くなたました。
一人暮らしがあんなに心細かったことはあの時以外ありません。
私は、引っ越したくなりました。
結局、その無言電話の犯人は、ひょんなことからわかりました。
知人の一人がうちに電話をしようとしたら、かからなかったというのです。
当時のいたずら電話撃退は、いたずら電話がかかったら、一度切って、
専用の番号をプッシュするという方法でした。
すると、その直前にかかってきた相手からの電話はつながらなくなる。
彼とは別に用事もなく、電話を掛け合うこともなかったので、
何カ月もわからなかったのですが、たまたま何か用ができ、
かけてみたらつながらなかったというんですね。
無言電話の犯人は、その知人の奥さんでした。
全くの誤解です。これっぽっちも身に覚えなんかない。
電話は、場所を変えて5~6か所からかかってきていました。
親しい間柄ではなかったので、奥さんにも面識はなかったんですが、
かなり勝手に思い込んでいたことはたしかです。
「冗談じゃないですよ。しっかりしてくださいよ」
内心、煮えくり返るような思いでした。
「あなたがシッカリしてないから、何の関係もないわたしが無用な恐怖を味わったんですよ! 奥さんに疑われるようなこと、しないでくださいね」
ぐらいなことは言ったと思いますが。
夫の帰りが遅い日など、私も一緒ではないかという確認のための電話だったようです。
いれば、安心する。いなければ、何度もかかる。
ひどい時は無言の留守電の感覚が10分おきのこともありました。
女がひとりでいると、こういう誤解も受けるのかと、改めて思いました。
ちゃんとした生活をしてないからだろうか。
根無し草だからだろうか?
とにかく、引っ越そう。
わたしの決意は固まっていました。
文責 ぷれこ/BlogTopへ
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→前回まで
焦っている時は、何事も空回りしていて仕事もうまくいきません。
なんとなく、思うように人生が進んでいかなくなった気分でした。
そんな時、家にイタズラ電話がかかり始めました。
無言で切れるのですが、それが、しつこく何度も続きます。
外出中、留守電に30分おきに入っていたこともありました。
締め切り明けの早朝、寝入り鼻にかかる電話にはイラつきました。
実はその一年ほど前にも同じような無言電話がかかっていました。
まだ、ナンバーディスプレイのない時代。
NTTのイタズラ電話撃退サービスに申し込んだら、止まったので、
すっかり忘れていたのですが、それが再び始まったのかと思った瞬間
言い知れぬ恐怖が湧いてきました。
電話のかかり方が前回と似ています。
直感で同じ人なんじゃないかという気がしました。
1年経ってまた思い出すほど、執拗に
わたしを憎んでいる人がいるってこと?
いったいわたしは何をしたんだ?
相手が全く見えないというのは、気持ちの悪いものです。
仕事がら、徹夜になる日もあります。
当時は編集部に出向いて仕事をしていましたから、
疲れて帰って来て留守電の件数が30件などと表示されているとゾッとしたものです。
再生ボタンを押せば
ピーッ、ぶちっ……午前2時10分です
ピーッ、ぶちっ……午前2時21分です
ピーッ、ぶちっ………………この繰り返し。
同じ頃、マンションの前に置いていた自転車のタイヤの空気が
入れても入れても抜かれていたり、
自転車のライトを盗まれたり、夜中に屋上でガタガタ音がしたりと
なぜか気味の悪いことが続きました。
私の部屋は最上階だったので、子供がいたずらして
屋上に登ったんだろうと思いますが、
あまりにタイミングよく同時にいろいろイヤなことが起きたので、
余計な想像力まで働いて、どんどん怖くなたました。
一人暮らしがあんなに心細かったことはあの時以外ありません。
私は、引っ越したくなりました。
結局、その無言電話の犯人は、ひょんなことからわかりました。
知人の一人がうちに電話をしようとしたら、かからなかったというのです。
当時のいたずら電話撃退は、いたずら電話がかかったら、一度切って、
専用の番号をプッシュするという方法でした。
すると、その直前にかかってきた相手からの電話はつながらなくなる。
彼とは別に用事もなく、電話を掛け合うこともなかったので、
何カ月もわからなかったのですが、たまたま何か用ができ、
かけてみたらつながらなかったというんですね。
無言電話の犯人は、その知人の奥さんでした。
全くの誤解です。これっぽっちも身に覚えなんかない。
電話は、場所を変えて5~6か所からかかってきていました。
親しい間柄ではなかったので、奥さんにも面識はなかったんですが、
かなり勝手に思い込んでいたことはたしかです。
「冗談じゃないですよ。しっかりしてくださいよ」
内心、煮えくり返るような思いでした。
「あなたがシッカリしてないから、何の関係もないわたしが無用な恐怖を味わったんですよ! 奥さんに疑われるようなこと、しないでくださいね」
ぐらいなことは言ったと思いますが。
夫の帰りが遅い日など、私も一緒ではないかという確認のための電話だったようです。
いれば、安心する。いなければ、何度もかかる。
ひどい時は無言の留守電の感覚が10分おきのこともありました。
女がひとりでいると、こういう誤解も受けるのかと、改めて思いました。
ちゃんとした生活をしてないからだろうか。
根無し草だからだろうか?
とにかく、引っ越そう。
わたしの決意は固まっていました。
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