昨日は 天候も悪く 室内でゴロゴロ
な~んとなく 新聞を流し読みしていたら
織姫についての記事
織姫? 七夕の彦星と織姫の 織姫ではありません
もう 五十年ほど前のことになります
東海地方 特に 愛知県一宮市 岐阜県羽島市周辺は
繊維産業が盛んな地域でした
紡績や毛織物産業が盛んで
九州・東北・信州 各地から
中学校を卒業すると同時に たくさんの女性が 集団就職で
紡績・毛織物会社で働いていました
かく言う私も 最初の就職先は 毛織物会社
私が 在職していて頃は
まだ 社内に高校はなく 定時制も夜間のみで
日勤者は 通学可能でしたが
交代制勤務者は その機会はなく
社内で 講座があった程度
その後 人手不足が深刻になり
中学を卒業した人たちは 金の卵と呼ばれていました
福利厚生施設が充実して
大会社は 社内に3部性の定時制高校を設立して
四年間で高校卒業
又 3部性の短期大学も地域に設立され 3年で卒業
15~16歳から 7年間 交代制で働きながら
多くの 織姫たちが 高卒や短大卒業の資格を取って
退職して 故郷に帰り 結婚をした人 就職先で伴侶見つけられた人
中途退社して 水商売に流れた人もいました
その時代の企業は
大切な子供さんを預かっている と言う意識もあり
ただ働くのみならず 若者の生活そのものを
支える意識もあったように思います
逆の見方をすれば そうしないと人が集まらないと言う
側面もあったのでしょうが・・・
その後は高度成長期を経て 急速に発展し
生き方や、考え方そのものも 大きく変わっていったように思います
そんな時代から 早 半世紀
『織姫』の言葉に
当時の同僚や 仲の良かった友人たち
淡い交際をしていた女性
ふと 懐かしく 思いを馳せました
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