うつ病患者の会なるものがあるのを知り、少々勇気が必要だったが、参加をしてみた。
患者本人達が参加する会であり、主催者の方もうつ病だ。
会場に少々早くついた私は、窓ガラス越しに会場の中を覗いたのだが、主催者の方がお一人で「どど~ん」と暗い雰囲気で座っているので、ちょっと入るのをためらってしまった。。。
この時も一旦帰りかけたが、「今の私は、行動することでしか変わらない!」と観念して、戻って入ってみた。
初めての参加である旨を伝えて、少し世間話などをしていると、次々と参加者がやってきた。
全体的に私より年上の方ばかりだ。
数名が集まったところで、順番に自己紹介が始まった。
名前は、自分が好きなあだ名をつけてよく、それぞれが病歴を語っていった。
私も、この3年あまりの発病⇒休職⇒復職の過程を説明した。
思えば、私がうつ病のことを語るのは、精神科医以外には初めてだ。
なかなかうつ病の話などは、身の回りではすることはできないが、ここではそれが全く抵抗ない世界だ。
共感してもらえる部分、そこまでは行かない部分があったが、話をすることで何か心に落ち着きのようなものが感じられてきた。
他の参加者の方からは、「あなたは、ずいぶんと哲学的にいろいろ考えているようだし、見た感じは比較的調子がよさそうだ。」と言われた。
まあ、調子よさそうなフリをするのは得意だが、、、
それ以外にも自分は、「この状況を何とかしよう!うつ病を通して自分自身を理解してやろう!」とあがいているので、そのあたりが元気があるように見えるのだろう。
他の方からは、躁うつ病の話なども聞けて、この病気の奥深さも感じられた。
それにもまして、「最も周りの理解が必要なのに、最も理解されない病気」である「うつ病」について、その多くを理解しあえる患者の会というものが貴重なものであると感じた。
そうなのだ。
精神科医やカウンセラーと話しても、彼らはそれなりにまともで合理的な回答がかえってくるので、うつ病のもどかしさみたいなものが、なかなか共感できない。
それに比べて、ベテラン(?)のうつ病患者たちは、そのあたりが良く分かっている。
とても良い時間を過ごさせていただいた。
