初めて会った人によく言われる言葉が、
①場末のスナックのママみたい
②お酒好きでいっぱい飲めるでしょ??
服装も髪型もお化粧も話し方もあるんだろうけれども、
この第一印象のすべての根源は、私の“声帯”
ハスキーな声にある、と自分のことを分析しています。
いくらニコニコしていても、一言コトバを発したときから、
相手に対して、ある意味、マイナスイメージを与えてしまう、この声。
私は自分の声が大嫌いです。
高校に入ってからすぐ、クラブ活動と運動会の練習で声が枯れ始め、
最初は二三日で元の声に戻っていったのに、
また枯れて、また戻ってを繰り返していく間に
回復までの日数がかかるようになり、
少しずつ戻りが悪くなり、
気づいたら、ハスキーになっていました
そう、私の声は酒やけではありません。
高校2年生のときに、気になって病院に行ったら
声帯ポリープと診断されて、手術をしなさい、と言われました。
しかも、声帯が腫れているからすぐには手術できないとのこと。
2週間くらい筆談で我慢して、腫れがおさまったら手術します、とのこと。
手術したら、また2週間くらい筆談で過ごしてください、って・・・
当時の私は、
1か月も筆談でなんて過ごす=死んでいること ∴故に無理。
と判断。
声を出さない生活なんて考えられない。
それは私にとって、生きているとは言えない
その判断があって、病院に行くのを止めて
今に至ります。
時々、
こんな声じゃなかったら、私の人生はもう少し変わるかも…
今からでも手術したら、私の声は元に戻るのかなぁ?
そんなことが頭をよぎるときが・・・
でも、今でも
一か月話せないなんて、考えられないし出来なぁい
と病院に行かない自分がいます。
こんな私だから、
一生、この声と付き合っていくしかないのかもしれません。